ノーベル平和賞受賞ムラトフ氏のメダル、1億350万ドルで落札
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ロシアの独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長は、2021年に受賞したノーベル平和賞のメダルをオークションに出品し、1億350万ドル(約140億円)で落札された。米ヘリテージ・オークションズの主催者が発表した。
ムラトフ氏は、ユニセフ(国際連合児童基金)を通じてウクライナ難民の支援金に収益を寄付する意向で、初値は55万ドル(約7400万円)だった。
#HERITAGELIVE #DmitryMuratov, EIC of Russian news outlet #NovayaGazeta, with HA, auctioned his 2021 #NobelPeacePrize to benefit UNICEF's child refugee fund. It sold for $103,500,000 https://t.co/MTW6PcX201
— Heritage Auctions (@HeritageAuction) June 21, 2022
HA worked to ensure the winning bid is already in #UNICEF's possession. pic.twitter.com/BThlZTqjBq
ムラトフ氏は、オークションの公式スタート前「今日得た金額は、すべてユニセフに寄付する」と語った。同氏によると、ユニセフは、収益のすべてをポーランド、ロシア、ドイツ、モルドバ、スロベニア、チェコ、ハンガリーなど、ウクライナ難民の子どもたちがいる国すべてに寄付すると約束した。
2021年、ムラトフ氏とフィリピン系米国人ジャーナリストのマリア・レッサ氏は、スウェーデンの首都オスロでノーベル平和賞の賞状とメダルを受け取った。ムラトフ氏は3月、このメダルをオークションに出品する意向を発表していた。
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