スリランカ、燃料のストックが底をつく メディア

© AFP 2023 / Ishara S. Kodikaraスリランカ
スリランカ - Sputnik 日本, 1920, 27.06.2022
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スリランカでは燃料のストックが実質的に底をつき、残量は1日分に満たない。スリランカの石油企業「Ceylon Petroleum Corporation」の情報筋を引用し、デイリー・ミラー紙が報じた。
報道によると、現在、同国の貯蔵施設にはガソリンが1100トン、ディーゼル燃料が7500トンしか残っていない。情報筋はデイリー・ミラー紙に、「先週、コロンボが貨物の支払いを行わず、国際銀行による支払いが保証されなかったため、燃料を積んだ船舶は1隻もスリランカに向けて出航していない。現在、ガソリンやその他の燃料のこれまでの供給に対する支払いは行われていない」と語った。
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スリランカ、対外債務の支払い停止を発表
また情報筋は、さらにスリランカは債務不履行のために国際企業のブラックリスト入りしており、多くの企業は現在、新規注文に対する国際銀行保証を要求していると語った。
報道によると、スリランカでは、新しい燃料供給が行われないため、今週、公共交通機関の運行が停止され、さらに停電が発生する可能性があるという。
先に、スリランカは国を救済するための融資プログラムについて国際通貨基金(IMF)と協議を開始すると報じられた。
同国は現在、1948年の独立以来最悪の経済危機を経験している。新型コロナウイルスのパンデミックにより観光客の入国は制限され外貨が不足。その結果、燃料を十分に調達できない事態になっている。新型コロナウイルスの流行は、同国の重要な外貨獲得源である観光業に打撃を与えている。
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