フィリピン海で世界最深の難破船が発見

© 写真 : Public Domain/U.S. Navyサミュエル・B号
サミュエル・B号 - Sputnik 日本, 1920, 28.06.2022
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1944年10月、フィリピン海のレイテ湾の戦いで日本軍の砲撃を受け、沈没した米海軍の駆逐艦サミュエル・B.ロバーツ(DE-413)を捜索する活動を、米国の企業家で探検家のビクター・ヴェスコヴォが企画した。
ビクター・ヴァスコヴォ氏は自身のTwitterアカウントでマスト、船首、船尾、船尾の砲台などの残骸が見つかった場所を説明し、その写真と動画を公開した。
ヴァスコヴォ氏はこう書いている。

「私は聴音機の専門家のジェレミー・モライズ氏とともに、潜水艇『リミッティング・ファクター』を難破したサミュエル・B号に差し向けた。ロバーツ(DE 413)です。潜水艇は水深は6895メートルにあるが、これまで発見・探査された沈没船の中でも最深の場所にある。小さな駆逐艦は戦艦のように戦った」

米海軍の護衛駆逐艦サミュエル・B・ロバーツ (DE 413)は、1944年1月20日に進水し、4月28日に就役。その半年後、1944年10月25日、フィリピン海レイテ湾のサマール島沖海戦で日本の戦艦から砲撃を受け、90人の船員とともに沈没した。約120人の乗組員は50時間にも及ぶ救助活動で、3つの救命いかだによって救助された。この駆逐艦で最後まで生き残った軍人アドレッド・ルノア氏は、2022年3月20日に98歳で死亡している。
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