https://sputniknews.jp/20220702/11801911.html

仏豪首脳が会談、潜水艦スキャンダルからの関係修復へ

仏豪首脳が会談、潜水艦スキャンダルからの関係修復へ

Sputnik 日本

フランスのマクロン大統領は1日、オーストラリアのアルバニージー首相と会談した。昨年、モリソン前豪首相がフランスとの潜水艦購入契約を破棄したことで両国関係は危機に陥っていたが、政権交代を機に関係修復に向けて第一歩を踏み出した形となる。 2022年7月2日, Sputnik 日本

2022-07-02T01:13+0900

2022-07-02T01:13+0900

2022-07-02T01:13+0900

フランス

オーストラリア

国際

エマニュエル・マクロン

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/07/02/11802143_0:0:2871:1615_1920x0_80_0_0_7e8a4fc83c048562218b72c82d8fb98d.jpg

2021年9月、豪州は米国、英国との3ヶ国パートナーシップ「AUKUS」を創設。これを受け、豪側はそれ以前に結んでいたフランス企業との560億ユーロ規模の潜水艦建造契約を破棄した。マクロン仏大統領は豪大使を召還して抗議するなど、2国間関係は悪化していた。政権交代を果たして5月に就任したアルバニージー豪首相は、契約の破棄によって生じた損失を補償する意向を表明していた。会談はフランス・パリの大統領官邸「エリゼ宮」で行われた。豪首相のフランス訪問は関係悪化以来、初めてとなる。会談では防衛産業における協力やインド太平洋海域における情報収集の強化などで合意した。会談に先立ちマクロン仏大統領は「我々は過去ではなく、未来のことについて話し合う。アルバニージー首相には両国関係に過去に起こったことへの責任はないのです」と述べ、仏豪関係の修復に向け信頼を再構築すると訴えていた。関連ニュース

https://sputniknews.jp/20220628/11751754.html

フランス

オーストラリア

2022

ニュース

jp_JP

フランス, オーストラリア, 国際, エマニュエル・マクロン