OECD諸国、5月の消費者物価指数9.6% 34年ぶりの高水準

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OECD諸国、5月の消費者物価指数9.6% 34年ぶりの高水準 - Sputnik 日本, 1920, 06.07.2022
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日米や欧州諸国などの経済協力開発機構(OECD)加盟国の5月の消費者物価指数は年率9.6パーセントと、前月の9.2パーセントを上回り、1988年8月以来約34年ぶりの高水準を更新した。昨年同期(2021年5月)は3.9パーセントだった。
OECDが発表したデータによると、国別ではトルコ(73.5パーセント)やエストニア(20.0パーセント)、リトアニア(18.9パーセント)など10カ国が2桁以上の数字となった。日本は2.5パーセントとなっており、比較的上昇が緩やかだという。
品目別でみると、燃料価格は35.4パーセント(2022年4月は32.9パーセント)、食品は12.6パーセント(同11.5パーセント)などとなっている。
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価格の変動が激しい食品と燃料を除いた消費者物価指数は、6.4パーセント(同6.2パーセント)だった。
G7加盟国のインフレ率は7.5パーセント(同7.1パーセント)、G20加盟国では8.8パーセント(同8.5パーセント)となった。
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