- Sputnik 日本, 1920, 08.07.2022
安倍晋三元首相襲撃事件
7月8日午前11時半ごろ、奈良県奈良市の近鉄大和西大寺駅近くで演説を行っていた安倍晋三元首相(67)が男に銃で撃たれ、血を流して倒れた。

安倍元首相の銃撃事件 1960年代には2件の政治テロ事件も

© 写真 : Yasushi Nagao浅沼稲次郎暗殺事件
浅沼稲次郎暗殺事件 - Sputnik 日本, 1920, 08.07.2022
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7月8日午前11半ごろ、奈良県奈良市の近鉄大和西大寺駅近くで演説を行っていた安倍晋三元首相(67)が男に銃で撃たれ、血を流して倒れた。
安倍氏は救急搬送時には意識があったとされるが、その後心肺停止の状態と報じられた。
警察は現場にいた奈良県在住の山上徹也容疑者(41)を逮捕。使用された銃は手製のものとみられている。 防衛省関係者によると、山上容疑者は2005年ごろまでの約3年間、海上自衛官として勤務していたことが分かっている。
8日夕方、安倍氏は搬送先の病院で亡くなった。
政治家に対するテロ事件は、これまでにも数多く起きている。
1960年、日本では日米安全保障条約の改定をめぐり政治対立が激化し、2件の政治テロ事件が発生した。
1960年7月14日には、安倍晋三氏の祖父にあたる岸信介首相(当時)が暴漢に襲われて重傷を負った。岸氏が6月末に閣議で安保改定による混乱の責任をとる形で辞意を表明し、後任に池田勇人氏が指名された直後のことだった。犯人は戦前に右翼団体に属していた男だった。
同年10月12日には、社会党委員長の浅沼稲次郎氏が、日比谷公会堂で開催されていた自民党・社会党・民主党3党首立会の演説中に、右翼少年に脇腹を刺されて死亡した。浅沼氏は近くの病院に収容された時には出血多量ですでに亡くなっていたという。少年は現行犯逮捕され、その3週間後に自殺した。
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