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英次期首相候補、8人の顔ぶれが明らかに 13日に第1選抜
英次期首相候補、8人の顔ぶれが明らかに 13日に第1選抜
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英国のボリス・ジョンソン首相の辞任に伴い行われる英与党・保守党党首選の立候補受付が12日午後6時(日本時間13日午前2時)に締め切られ、候補者の顔ぶれが明らかになった。立候補に必要な20人以上の保守党議員の支持を得た8人が、13日に行われる新首相レースの第1選抜に出場することとなった。 2022年7月13日, Sputnik 日本
2022-07-13T06:16+0900
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立候補を正式に届け出たのは外相のリズ・トラス氏、前財相のリシ・スナク氏、通商政策担当相のペニー・モーダント氏、元外相のジェレミー・ハント氏、財相のナディム・ザハウィ氏、庶民院外交委員長のトム・トゥゲンハート氏、法務長官のスエラ・ブレイヴァーマン氏、元女性・平等大臣のケミ・ベイドノック氏の8人。このうち女性候補は4人となっているほか、スナク氏とブレイヴァーマン氏がインド系、ザハヴィ氏がイラク系、ベイドノック氏がナイジェリア系と「非白人男性」の候補者が目立つ。これまでは計11人が立候補を表明していたが、3人が辞退した。サジド・ジャビド前保健相は必要な数の推薦を受けられず断念。交通相のグラント・シャップス氏は自ら立候補を辞退し、スナク氏支持に回った。一部の政治評論家は、閣僚の一斉辞任の先陣を切りジョンソン首相退陣の引き金を引いたスナク前財相と最後までジョンソン首相に忠誠心を示したトラス外相との対立構造が鮮明になっていると指摘する。シャップス交通相のほか、ラーブ法相がスナク氏の支持を表明。また、トラス氏に対しては、ジョンソン首相に近い閣僚らが支持を表明している。また、ダークホースとして注目されているのが、メイ政権で英国史上初の女性防衛相を務めたモーダント氏だ。首尾一貫したEU離脱支持者でリベラルな社会政策の信奉者として知られ、党内の多様な派閥を束ねる候補者として幅広い支持を集めている。13日の第1選抜で保守党議員30人以上の支持を得た候補者は、14日以降に行われるとみられる次のラウンドに駒を進める。こうして候補者が2人まで絞られ、約20万人いる一般党員による郵便投票が行われる。最終的な結果が明らかになるのは9月5日となる。英国では日本と同じように議会で多数を占める与党党首が首相に選出される。関連ニュース
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英国, 政治, ボリス・ジョンソン
英次期首相候補、8人の顔ぶれが明らかに 13日に第1選抜
2022年7月13日, 06:16 (更新: 2022年7月13日, 08:17) 英国のボリス・ジョンソン首相の辞任に伴い行われる英与党・保守党党首選の立候補受付が12日午後6時(日本時間13日午前2時)に締め切られ、候補者の顔ぶれが明らかになった。立候補に必要な20人以上の保守党議員の支持を得た8人が、13日に行われる新首相レースの第1選抜に出場することとなった。
立候補を正式に届け出たのは外相の
リズ・トラス氏、前財相の
リシ・スナク氏、通商政策担当相のペニー・モーダント氏、元外相のジェレミー・ハント氏、財相のナディム・ザハウィ氏、庶民院外交委員長のトム・トゥゲンハート氏、法務長官のスエラ・ブレイヴァーマン氏、元女性・平等大臣のケミ・ベイドノック氏の8人。このうち女性候補は4人となっているほか、スナク氏とブレイヴァーマン氏がインド系、ザハヴィ氏がイラク系、ベイドノック氏がナイジェリア系と「非白人男性」の候補者が目立つ。
これまでは計11人が立候補を表明していたが、3人が辞退した。サジド・ジャビド前保健相は必要な数の推薦を受けられず断念。交通相のグラント・シャップス氏は自ら立候補を辞退し、スナク氏支持に回った。
一部の政治評論家は、閣僚の
一斉辞任の先陣を切りジョンソン首相退陣の
引き金を引いたスナク前財相と最後までジョンソン首相に忠誠心を示したトラス外相との対立構造が鮮明になっていると指摘する。シャップス交通相のほか、ラーブ法相がスナク氏の支持を表明。また、トラス氏に対しては、ジョンソン首相に近い閣僚らが支持を表明している。
また、ダークホースとして注目されているのが、メイ政権で英国史上初の女性防衛相を務めたモーダント氏だ。首尾一貫したEU離脱支持者でリベラルな社会政策の信奉者として知られ、党内の多様な派閥を束ねる候補者として幅広い支持を集めている。
13日の第1選抜で保守党議員30人以上の支持を得た候補者は、14日以降に行われるとみられる次のラウンドに駒を進める。こうして候補者が2人まで絞られ、約20万人いる一般党員による
郵便投票が行われる。最終的な結果が明らかになるのは9月5日となる。英国では日本と同じように議会で多数を占める与党党首が首相に選出される。