https://sputniknews.jp/20220715/12003543.html
宇宙で最も強い磁場が発見される
宇宙で最も強い磁場が発見される
中性子星を含むX線連星「Swift J0243.6+6124」において、宇宙で最も強い磁場が観測された。この観測結果をまとめた論文が、学術誌「ジ・アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ」に掲載された。 2022年7月15日, Sputnik 日本
2022-07-15T02:07+0900
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中性子星とは、ほぼ中性子だけでできた天体で、質量の大きな恒星が超新星爆発した後に残る天体。X線連星は、中性子星を伴星にもつ近接連星のことで、X線を放出する。中国科学院高エネルギー物理学研究所と独エバーハルト・カール大学テュービンゲンの研究者らは今回、硬X線変調望遠鏡衛星「慧眼」を用いて「Swift J0243.6+6124」で146キロ電子ボルトのサイクロトロン吸収線を発見した。このエネルギーは、16億テスラ以上の中性子星の表面磁場に相当するもので、宇宙で最も強い磁場の観測記録を更新した。中性子星の表面磁場の測定は、サイクロトロン吸収線を検出することで可能となる。今回の測定は、これまで宇宙全体で測定した最高記録を更新しただけでなく、X線源で中性子星の表面磁場を測定した初めての例となった。スプートニクは以前、米航空宇宙局(NASA)の望遠鏡が「最も深い宇宙」の姿を撮影したと報じた。関連ニュース
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宇宙で最も強い磁場が発見される
中性子星を含むX線連星「Swift J0243.6+6124」において、宇宙で最も強い磁場が観測された。この観測結果をまとめた論文が、学術誌「ジ・アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ」に掲載された。
中性子星とは、ほぼ中性子だけでできた天体で、質量の大きな恒星が超新星爆発した後に残る天体。X線連星は、中性子星を伴星にもつ近接連星のことで、X線を放出する。
中国科学院高エネルギー物理学研究所と独エバーハルト・カール大学テュービンゲンの研究者らは今回、硬X線変調望遠鏡衛星「慧眼」を用いて「Swift J0243.6+6124」で
146キロ電子ボルトのサイクロトロン吸収線を発見した。このエネルギーは、16億テスラ以上の中性子星の表面磁場に相当するもので、宇宙で最も強い磁場の観測記録を更新した。
中性子星の表面磁場の測定は、サイクロトロン吸収線を検出することで可能となる。今回の測定は、これまで宇宙全体で測定した最高記録を更新しただけでなく、X線源で中性子星の表面磁場を測定した初めての例となった。
スプートニクは以前、米航空宇宙局(NASA)の望遠鏡が「
最も深い宇宙」の姿を撮影したと報じた。