https://sputniknews.jp/20220717/12040087.html
安倍氏襲撃の山上容疑者、事件前に手紙 安倍氏について「本来の敵ではない」
安倍氏襲撃の山上容疑者、事件前に手紙 安倍氏について「本来の敵ではない」
Sputnik 日本
安倍晋三元首相に対する銃撃事件で、山上徹也容疑者(41)が事件直前に送った手紙の存在が明らかになった。岡山市で襲撃する直前に投函したとみられ、事件を起こす覚悟を固めていたようだ。読売新聞が伝えている。 2022年7月17日, Sputnik 日本
2022-07-17T18:33+0900
2022-07-17T18:33+0900
2022-07-17T18:33+0900
安倍晋三元首相襲撃事件
安倍晋三
国内
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/07/0b/11940104_0:486:2455:1867_1920x0_80_0_0_2437959b11b1d20e12c5fcce38299e92.jpg
手紙を受け取ったのは宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の活動を批判するブログを実名で運営する男性。住所も公開していた。山上容疑者との面識はないという。男性が自宅ポストに届いた手紙に気づいたのは、事件から5日後の今月13日だった。手紙には同連合への強い恨みと自信の生い立ちが記されていた。山上容疑者の母親は同連合に総額1億円に上る献金を重ね、2002年に破産宣告を受けた。同容疑者は事件後の県警の調べに「家庭がめちゃくちゃになり(同連合を)絶対成敗しないといけないと恨んでいた」と供述している。また山上容疑者は2019年に同連合トップの韓鶴子総裁が来日した際、火炎瓶で襲おうとして断念したとされる。手紙にも同連合の創設者一族を名指しし「皆殺ししたくとも、私にはそれが不可能なことは分かっている」と記されていた。山上容疑者は警察の調べで安倍氏について「(同連合と)つながりがあると思った」と供述。手紙では「本来の敵ではない」「最も影響力のある統一教会シンパの一人にすぎない」と記述する一方で「安倍の死がもたらす政治的意味、結果、もはやそれを考える余裕は私にはない」と殺害を示唆していた。安倍晋三元首相は7月8日、奈良県での選挙演説中に銃撃され死亡した。容疑者の山上徹也(41)は手製の銃で安倍元首相の背後から2発を撃ち、2発目が安倍氏の首と胸を捉え、これが致命傷となった。医師の説明によると胸の傷は大変深く、心臓に到達したという。死因は失血死とされている。
https://sputniknews.jp/20220715/12018891.html
https://sputniknews.jp/20220708/11907524.html
国内
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/07/0b/11940104_0:0:2455:1841_1920x0_80_0_0_f72bd2669f79fd373b3f5442e6f8296b.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
安倍晋三, 国内
安倍氏襲撃の山上容疑者、事件前に手紙 安倍氏について「本来の敵ではない」
安倍晋三元首相に対する銃撃事件で、山上徹也容疑者(41)が事件直前に送った手紙の存在が明らかになった。岡山市で襲撃する直前に投函したとみられ、事件を起こす覚悟を固めていたようだ。読売新聞が伝えている。
手紙を受け取ったのは宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の活動を批判するブログを実名で運営する男性。住所も公開していた。山上容疑者との面識はないという。男性が自宅ポストに届いた手紙に気づいたのは、事件から5日後の今月13日だった。
手紙には同連合への強い恨みと自信の生い立ちが記されていた。山上容疑者の母親は同連合に総額1億円に上る献金を重ね、2002年に破産宣告を受けた。同容疑者は事件後の県警の調べに「家庭がめちゃくちゃになり(同連合を)絶対成敗しないといけないと恨んでいた」と供述している。
また山上容疑者は2019年に同連合トップの韓鶴子総裁が来日した際、火炎瓶で襲おうとして断念したとされる。手紙にも同連合の創設者一族を名指しし「皆殺ししたくとも、私にはそれが不可能なことは分かっている」と記されていた。
山上容疑者は警察の調べで安倍氏について「(同連合と)つながりがあると思った」と供述。手紙では「本来の敵ではない」「最も影響力のある統一教会シンパの一人にすぎない」と記述する一方で「安倍の死がもたらす政治的意味、結果、もはやそれを考える余裕は私にはない」と殺害を示唆していた。
安倍晋三元首相は7月8日、奈良県での選挙演説中に銃撃され
死亡した。容疑者の山上徹也(41)は手製の銃で安倍元首相の背後から2発を撃ち、2発目が安倍氏の首と胸を捉え、これが致命傷となった。医師の説明によると胸の傷は大変深く、心臓に到達したという。死因は失血死とされている。