西側の制裁はロシアではなく、第三世界の国々に害を及ぼす=スリランカ大統領代行

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醤油 - Sputnik 日本, 1920, 18.07.2022
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スリランカのウィクラマシンハ大統領代行は18日、TV チャンネル「ドゥールダルシャン・インディア」に、西側が発動している対ロシア制裁が「ロシアに降伏を強いることはない」と述べ、対露制裁に苦しむのは第三世界の国々だと語った。
ウィクラマシンハ氏は、制裁は価格を押し上げるだけであり、スリランカのように食料の入手が困難な国々影響を及ぼしていると述べた。

「スリランカでわれわれが直面している問題の一部はわれわれ自身でつくりだしており、一部は外部の出来事によって引き起こされている。世界的な危機と国内の危機が組み合わさり、さまざまな評価によると、最大600万人が栄養失調に直面しているような水準までわれわれは導かれた」

ウィクラマシンハ氏は、全体的に西側の対ロシア制限措置とウクライナでの出来事が世界的な食料危機と燃料危機を引き起こしたとの見方を示した。
ロシアのプーチン大統領は先に、米国が途上国の状況を悪化させたとして非難した。プーチン大統領は、食料市場における米国の政策について「売るよりも買うほうが多い。彼らは紙幣を印刷し、ドルを配り、食料を購入している。価格は上昇し、途上国は最悪の状態に置かれた」と述べた。またプーチン大統領は、燃料価格の上昇は「西側諸国の誤ったエネルギー政策」に関係していると指摘した。
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