中国福建省警察 蚊に残された血液から窃盗犯逮捕、同一犯による3件を一気に解決
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中国福建省警察は、死んだ蚊から採取された血液のDNA鑑定により窃盗犯を割り出した。鑑識が窃盗被害宅の壁に発見した蚊が事件解決の決め手となった。グローバル・タイムズ紙が伝えている。
警察は、窃盗犯は侵入した住居で一晩を過ごしたと推定。現場にインスタントラーメンの空箱や卵の殻、使用済み蚊取り線香が確認されたからだ。警察は死んでいる蚊に着目し、DNA鑑定用に血液を採取した。
Even a #mosquito became a #witness!#Fuzhou #police recently confirmed the #suspect of a #burglary #case after making a comparison between the #DNA with that extracted from the #blood of a dead mosquito on the #criminal scene. 被拍扁在墙上的蚊子,竟成了犯罪现场的“目击证人”! pic.twitter.com/VZdAJE2vde
— Voice of the Bund (@VoiceoftheBund) July 13, 2022
鑑定の結果、血液は地元に住むチャイという人物のものと判明。チャイは住居侵入・窃盗ですでに犯罪歴があった。容疑者は事件発生後19日後に逮捕され、警察は同一犯による窃盗事件3件を一度に解決することができた。
中国警察は局所的な犯行を調べる一方で、逃走中の犯人の追跡・確保に向けた大規模作戦を展開している。