https://sputniknews.jp/20220723/12134299.html
温室効果ガスを食べるバクテリアが見つかる
温室効果ガスを食べるバクテリアが見つかる
Sputnik 日本
人間の活動によって増加し、地球温暖化の主な原因となっている温室効果ガス。このガスを「むさぼり食う」バクテリアが、カナダの研究者らによって発見された。この発見についてまとめた論文が、学術誌「ネイチャー・ケミカル・バイオロジー」に掲載されている。 2022年7月23日, Sputnik 日本
2022-07-23T01:16+0900
2022-07-23T01:16+0900
2022-07-23T01:16+0900
it・科学
研究
環境
気候変動
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/07/16/12134989_0:60:1025:636_1920x0_80_0_0_d1494c88f6fcbd1017d3947d787a28c8.jpg
カナダのサスカチュワン大学とサイモン・フレーザー大学の研究者らは今回、温室効果ガスを「食べる」シネコシスティス属のバクテリアを発見した。このバクテリアは生態系に悪影響を与え、気候変動に関係する二酸化炭素の排出量を削減できる可能性がある。このバクテリアは、水中に生息して光合成を行う藍藻類。研究の結果、このバクテリアは大気中の二酸化炭素を吸収し、炭素を使って必須栄養素を合成していることが判明した。研究者らは、今回の発見は、温室効果ガスを削減する新しい産業プロセスの開発に利用できると説明している。スプートニクは以前、永久凍土の中から発見された微生物が火星の生命探査ミッションに役立つ可能性があるという研究について報じた。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220510/11016363.html
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/07/16/12134989_0:0:1025:769_1920x0_80_0_0_4250974a55e1f9c65ef0c113e6e11d0b.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
研究, 環境, 気候変動
温室効果ガスを食べるバクテリアが見つかる
人間の活動によって増加し、地球温暖化の主な原因となっている温室効果ガス。このガスを「むさぼり食う」バクテリアが、カナダの研究者らによって発見された。この発見についてまとめた論文が、学術誌「ネイチャー・ケミカル・バイオロジー」に掲載されている。
カナダのサスカチュワン大学とサイモン・フレーザー大学の研究者らは今回、温室効果ガスを「食べる」シネコシスティス属の
バクテリアを発見した。このバクテリアは生態系に悪影響を与え、気候変動に関係する二酸化炭素の排出量を削減できる可能性がある。
このバクテリアは、水中に生息して光合成を行う藍藻類。研究の結果、このバクテリアは大気中の二酸化炭素を吸収し、炭素を使って必須栄養素を合成していることが判明した。
研究者らは、今回の発見は、温室効果ガスを削減する新しい産業プロセスの開発に利用できると説明している。
スプートニクは以前、永久凍土の中から発見された
微生物が火星の生命探査ミッションに役立つ可能性があるという研究について報じた。