NASA UFO探索を開始 低軌道の人工衛星を活用

© Flickr / masbtUFO
UFO - Sputnik 日本, 1920, 26.07.2022
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NASAは今までに確認された数百の未確認飛行物体(その大半が米軍パイロットによって発見)の性質を特定する調査を開始した。米国防総省の発表によれば、米軍機がUFOと衝突寸前までいった事例は11例ある。こうした報告から、どうやら米国にはUFOキャッチの新メソッドがあるようだ。
NASAは6月に未確認飛行物体(UFO)の調査研究チームの設置を発表している。

UFOとの遭遇

最も謎に満ちたUFOとの遭遇は太平洋上のサウスカリフォルニアに近い場所で起きた。ところが遭遇した米海軍パイロットのアレックス・ディトリックスはその事実を17年間公表しなかった。ディトリックス氏は米空母で勤務中、UFOがあり得ないような高速で太平洋上を飛行し、わずか数秒で長距離を移動する様子を目撃し、わが目を疑ったという。
当時、ディトリックス氏と同じく、UFOを目撃したの同僚のデイヴィッド・フレヴァー氏は、UFOは全長12メートル近かったと語っている。UFOの存在は赤外線カメラとレーダーで確認できたものの、その性質の特定まではいかなかった。

新たなUFOはどうやって発見?

宇宙物理学のトーマス・ズーブッヘン氏は低軌道上の人工衛星の使用目的をUFOをキャッチする「ハンター」に転換するという新メソッドを提案。ズーブッヘン・チームはこの目的で人工衛星に設置するセンサーに注目し、これを大気圏において「興味深い現象をキャッチ」できるよう改良する計画を持っている。
こうした新技術、実際に大気中を超高速に飛ぶ物体を目の錯覚から区別し、物体の性質を判別することが可能となる。
NASAのビル・ネルソン長官は、NASAは地球外生命体の探求を課題に挙げ、数百万ドルをこの分野の開発に投じていることを明らかにしている。
以前、中国の天文学者らも地球外文明の研究を行い、通常とは違う宇宙からのシグナルを発見している。
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