ユネスコ、佐渡金山の「推薦書の不備」と指摘
2022年7月28日, 12:40 (更新: 2022年7月28日, 17:11)
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国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、日本政府が世界文化遺産に推薦した「佐渡島の金山」について、2023年の登録審査に向けて諮問機関に推薦書を提出せず、必要な手続きを開始していないことを明らかにした。日本のメディアが報じた。
2022年、ロシアで開催予定だった世界遺産委員会は延期された。
日本政府は2月、佐渡島の金山の世界文化遺産への登録のためにユネスコに推薦書を提出した。一方、報道によると、ユネスコは佐渡金山の「推薦書の不備」を指摘した。
日本の末松文科大臣は、佐渡金山の推薦書に関して「このたびまことに遺憾でありますけれども、改めて提出することといたしました」と述べた。
韓国政府は、20世紀前半に朝鮮人労働者が佐渡金山で過酷な労働に従事したとして、日本政府に推薦計画の断念を要求している。
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