https://sputniknews.jp/20220730/12246947.html
地球最古の捕食動物の化石が見つかる 英国
地球最古の捕食動物の化石が見つかる 英国
Sputnik 日本
英国で、地球最古の捕食動物の化石が発見された。この発見についてまとめた論文が、学術誌「ネイチャー」に掲載されている。 2022年7月30日, Sputnik 日本
2022-07-30T09:11+0900
2022-07-30T09:11+0900
2022-07-30T09:11+0900
it・科学
考古学
動物
英国
研究
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/07/1e/12247780_0:0:1249:702_1920x0_80_0_0_a66b95fed3c6840ea60fa20b54e0f873.jpg
英国中部レスターシャーで発見されたのは、地球最古の捕食動物「オーロラルミナ・アッテンボロキ(Auroralumina attenboroughii)」の化石。英ケンブリッジ大学の研究者らによると、この化石は5億6000万年前のものだという。これは、「オーロラルミナ・アッテンボロキ」が、動物が爆発的に数や種類を増やした「カンブリア紀の大爆発」の直前のエディアカラ紀(約6億2000万年〜約5億4200万年)に生息していたことを示している。この動物の上部は触手で、下部は細長い幹のような見た目で、英オックスフォード大学のフランキー・ダン博士は、この動物のことを「オリンピックの聖火のようだ」と形容している。研究者らによると、この動物はクラゲの祖先。かつては海底に付着していたが、進化のある時点で触手部分が分離して、海の中で自由に移動するようになったという。また、今回の発見により、この化石は、これまで考えられていたよりも約2000万年前早く出現した最古の捕食者だとみられている。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220724/12157260.html
英国
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/07/1e/12247780_0:0:1249:936_1920x0_80_0_0_ce82d8d95ba40e3d18fcc043031441bf.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
考古学, 動物, 英国, 研究
地球最古の捕食動物の化石が見つかる 英国
英国で、地球最古の捕食動物の化石が発見された。この発見についてまとめた論文が、学術誌「ネイチャー」に掲載されている。
英国中部レスターシャーで発見されたのは、
地球最古の捕食動物「オーロラルミナ・アッテンボロキ(Auroralumina attenboroughii)」の化石。英ケンブリッジ大学の研究者らによると、この化石は5億6000万年前のものだという。これは、「オーロラルミナ・アッテンボロキ」が、動物が爆発的に数や種類を増やした「カンブリア紀の大爆発」の直前のエディアカラ紀(約6億2000万年〜約5億4200万年)に生息していたことを示している。
この動物の上部は触手で、下部は細長い幹のような見た目で、英オックスフォード大学のフランキー・ダン博士は、この動物のことを「オリンピックの聖火のようだ」と形容している。
研究者らによると、この動物はクラゲの祖先。かつては海底に付着していたが、進化のある時点で触手部分が分離して、海の中で自由に移動するようになったという。また、今回の発見により、この化石は、これまで考えられていたよりも約2000万年前早く出現した最古の捕食者だとみられている。