米ケンタッキー州の洪水で25人死亡、行方不明者の捜索続く
2022年7月31日, 11:53 (更新: 2022年7月31日, 15:02)

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米南部のケンタッキー州で大規模な洪水が発生し、これまでに子ども4人を含む25人の死亡が確認された。アンディ・ベシア州知事は犠牲者がさらに増えるおそれがあり、被害総額は数億ドルに達するとしている。米紙ニューヨークタイムズが報じた。
27日から大雨に見舞われたケンタッキー州では、川の水があふれるなどして大規模な洪水が発生し、住宅や道路、橋などが押し流された。ベシア知事は30日、これまでに子ども4人を含む25人の死亡が確認されたと明らかにし、犠牲者の数は二倍近くに増えるほか、行方不明者の捜索には数週間かかると述べた。先に死者数は15人と報じられていた。
“We had to swim out and it was over my head. It was scary.” The death toll in the devastating flash floods that hit Kentucky this week has risen to 16 and is expected to increase as rescue efforts continue. Follow live updates. https://t.co/FclssI11Xk pic.twitter.com/JzXMXn4nFr
— The New York Times (@nytimes) July 29, 2022
ケンタッキー州では非常事態宣言が発出されている。ベシア州知事はジョー・バイデン大統領に対し、連邦レベルの支援を要請していた。米国の電力調査会社Poweroutage.usによると、ケンタッキー州では2万3000戸以上で停電が発生している。
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