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岸田首相とペロシ米下院議長が会談「台湾を孤立させてはならない」=ペロシ議長
岸田首相とペロシ米下院議長が会談「台湾を孤立させてはならない」=ペロシ議長
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岸田首相は中国の反発を押し切って台湾を訪問した米国のナンシー・ペロシ下院議長と会談を行った。首相は会談後、首相官邸で記者団に対し、台湾海峡の平和と安定を維持するため、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認したと発言した。 2022年8月5日, Sputnik 日本
2022-08-05T09:48+0900
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岸田首相とペロシ下院議長は5日、首相公邸で記念撮影に臨んだあと、午前8時からおよそ1時間、朝食を交えながら会談を行った。台湾海峡の平和で連携日本外務省によると、岸田首相から、台湾海峡の平和と安定を維持するため、引き続き、日米で緊密に連携していくことを確認した。岸田首相は会談後、記者団に「中国の弾道ミサイルが排他的経済水域(EEZ)を含むわが国近海に落下したことは、わが国の安全保障および国民の安全に関わる重大な問題であり、中国に対し強く非難し抗議をしたこと、そして、今回の中国側の行動は地域および国際社会の平和と安定に深刻な影響を与えるもので、軍事訓練の即刻中止を求めた旨を述べた」と明らかにした。日米同盟の強化会談では、日米同盟の強化や「自由で開かれたインド太平洋」についてもやりとりが行われ、岸田首相は、これらの実現に向けたペロシ下院議長の引き続きのリーダーシップと米国議会の支援に期待を表した。また両氏は、中国や北朝鮮、ロシアによるウクライナでの特殊作戦などの地域情勢、「核兵器のない世界」への取組を含む国際情勢についても意見を交わした。アジアを歴訪中のペロシ議長は日本訪問に先立って現職の下院議長としては25年ぶりに台湾を訪れて蔡英文総統と会談した。中国側はこれに反発し、4日から台湾周辺で始めた軍事演習で弾道ミサイルを発射し一部は日本のEEZ内に落下したと推定されるほか、国際会議にあわせてカンボジアで予定されていた日中外相会談が見送られた。関連記事
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岸田首相とペロシ米下院議長が会談「台湾を孤立させてはならない」=ペロシ議長
2022年8月5日, 09:48 (更新: 2022年8月5日, 16:13) 岸田首相は中国の反発を押し切って台湾を訪問した米国のナンシー・ペロシ下院議長と会談を行った。首相は会談後、首相官邸で記者団に対し、台湾海峡の平和と安定を維持するため、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認したと発言した。
岸田首相と
ペロシ下院議長は5日、首相公邸で記念撮影に臨んだあと、午前8時からおよそ1時間、朝食を交えながら
会談を行った。
日本外務省によると、岸田首相から、台湾海峡の平和と安定を維持するため、引き続き、日米で緊密に連携していくことを確認した。
岸田首相は会談後、記者団に「
中国の弾道ミサイルが排他的経済水域(EEZ)を含むわが国近海に落下したことは、わが国の安全保障および国民の安全に関わる重大な問題であり、中国に対し強く非難し抗議をしたこと、そして、今回の中国側の行動は地域および国際社会の平和と安定に深刻な影響を与えるもので、
軍事訓練の即刻中止を求めた旨を述べた」と明らかにした。
会談では、日米同盟の強化や「自由で開かれたインド太平洋」についてもやりとりが行われ、岸田首相は、これらの実現に向けたペロシ下院議長の引き続きのリーダーシップと米国議会の支援に期待を表した。
また両氏は、中国や北朝鮮、ロシアによるウクライナでの特殊作戦などの地域情勢、「核兵器のない世界」への取組を含む国際情勢についても意見を交わした。
アジアを歴訪中のペロシ議長は日本訪問に先立って現職の下院議長としては25年ぶりに台湾を訪れて
蔡英文総統と会談した。中国側はこれに反発し、4日から台湾周辺で始めた軍事演習で弾道ミサイルを発射し一部は日本のEEZ内に落下したと推定されるほか、国際会議にあわせてカンボジアで予定されていた日中外相会談が見送られた。