https://sputniknews.jp/20220810/12409158.html

米中間でうまく立ち回る韓国　中国と外相会談で経済連携一致

米中間でうまく立ち回る韓国　中国と外相会談で経済連携一致

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韓国の朴振（パク・ジン）外相は9日、訪問中の中国・青島で王毅外相と会談した。聯合ニュースなどが伝えている。ペロシ米下院議長の訪台で米中関係の緊張が高まるなか、韓国としては最大の貿易相手国である中国との経済連携を強調することで、米中間でのバランスを取りたい考えだ。 2022年8月10日, Sputnik 日本

2022-08-10T03:48+0900

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聯合ニュースなどによると、中国の王外相は会談で「両国が独立自主を堅持し外部の障害と影響を受けてはならない」と発言。サプライチェーンや産業網を守り、「ウィンウィン」の関係を発展させていく重要性を強調した。また、韓国の朴外相も「相互尊重に基づく共同利益を追求する協力的な韓中関係を築いていくべきだ」と応えた。また、軍事挑発を加速させている北朝鮮の問題に関連し、友好国である中国の建設的な役割を要請した。一方、韓国外務省は同日、米国を中心に日本、韓国、台湾などで近く結成されると見込まれる半導体輸出同盟への参加を表明。ここでも「第三国に対抗するものではない」と強調し、中国への配慮をみせた。ペロシ米下院議長は今月初め、中国が猛反発した訪台の後、韓国を訪れ北朝鮮との国境地帯を視察するなど米韓同盟による抑止力を示した。一方、韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は夏季休養を理由にペロシ議長との直接会談を行わなかった。一部ではこの対応を、中国への配慮ではないかとする分析がなされている。先日開かれたASEANや中国、日本が参加した外相会合では、日本の林芳正外相と中国の王外相との会談が予定されていたが、主要7カ国（G7）が台湾情勢に関して中国を批判する声明を発表したことを受け、直前で中止になっていた。関連ニュース

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