Военный самолет и вертолеты на авиабазе морской пехоты Футенма, Окинава - Sputnik 日本, 1920
沖縄の米軍基地問題
第二次世界大戦末期に米軍に占領された沖縄には、1972年に日本に施政権が返還されて半世紀以上が経った今も31の米軍基地が残る。総面積は1万8609ヘクタールと沖縄の8パーセントを占めており、全国の米軍専用施設の面積の7割が集中。かつては朝鮮戦争の後方拠点として使用され、現在は中国と対峙する米軍の最前線拠点となっている。沖縄では長年、米兵による犯罪や米軍機の事故、騒音被害など様々な問題に悩まされてきた。これらを背景に、世界一危険といわれる普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題では、移設が唯一の解決策とする国とそれでは根本的な問題解決にはならないとする沖縄県が対立を深めている。

沖縄県が国交相の決定取り消し求め提訴 米軍の辺野古移設問題をめぐり

CC BY-SA 3.0 / Sonata / 普天間飛行場空撮画像米軍普天間飛行場(宜野湾市)
米軍普天間飛行場(宜野湾市) - Sputnik 日本, 1920, 12.08.2022
サイン
名護市辺野古への米軍基地移設をめぐり、沖縄県が斉藤鉄夫国土交通相を提訴した。
読売新聞によれば、同県は12日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設に関連し、防衛省の設計変更を同県が不承認とした処分を、斉藤国交相が取り消した裁決をめぐり、この裁決の取り消しを求め、福岡高裁那覇支部に提訴を行ったとされる。
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沖縄県は昨年11月、防衛省による辺野古の軟弱地盤の改良工事などの設計変更を不承認とした。これに対し同省は国交相に対し、行政不服審査法にもとづく審査請求を求め、国交相は4月に処分の取り消しを裁決した。
沖縄県は、違法な国の関与で無効であるとし、国地方係争処理委員会に審査を申し出たが、7月に却下されている。
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