世界的な飢饉は起こらない=ロシア外務省
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世界の穀物価格はここ数カ月、一貫して下落しており、世界的な飢饉の脅威は減少している。ロシア外務省のドミトリー・ビリチェフスキー経済協力局長が17日、テレビ局「ロシア-24」のインタビューで語った。
同局長は、「特に穀物価格は、ロシアや国連、トルコ、ウクライナ間の合意により、ここ数ヶ月着実に下落しているので、世界的な飢饉は起きないと思う」と語った。
しかし、同局長は、台湾をめぐる米中の対立により、世界の経済状況が悪化する可能性があると指摘した。
「もちろん、米国が中国と本気で対決しようと思えば、中国はすでに米国に匹敵する世界的な経済大国であるから、経済状況は必然的に悪化し、この点で米国は非常に大変な困難に直面する」
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