NATO ロシアとの国境沿いに長期的に多国籍軍を維持へ

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米軍 - Sputnik 日本, 1920, 19.08.2022
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ルーマニア駐留仏軍のフラヴィエン・ガリグー・グランシャム大佐は、NATOは現在、ロシアの国境沿いにおいて「長期的な状況の安定を確保するため」国際部隊のアピアランスを維持する計画だと述べた。ブルームバーグによるとNATOは国境を接する国に駐屯地を設け、配置の部隊を定期的にローテーションする。
ブルームバーグによると、NATO加盟国らは有事の際に東欧の軍隊に即座に合流できる部隊も指定する。こうした一方で関係者の大多数は、ロシアがNATO加盟国を直接攻撃することはありえないと考えている。
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フィンランド ロシアとの国境にNATO基地配置を提案
グランシャム大佐は、ロシアに隣接する諸国の軍隊との連携を強化し、武器・弾薬・装備をあらかじめ配備した場合、部隊は「数日以内に」最大5000人規模にまで拡大が可能と語っている。
2021年末、ロシアは米国との条約およびNATOとの安全保障協定の2つの草案を公表し、特にNATOの一層の東方拡大ウクライナのNATO加盟、旧ソ連諸国に軍事基地を建設しないことへの法的保証を西側パートナーに要求した。この提案には、NATOの攻撃兵器をロシア国境付近に配備しないこと、東欧に駐留のNATO軍を1997年の時点の配置まで撤退させるという条項も含まれていた。2022年1月末、米国とNATOはこのロシアの安全保障に関する提案に対し、回答書をよこしたものの、これには一連の重要な条件は省かれていた。
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ロシアはこれまで再三にわたり、NATOは対立を目的としており、その拡大によって欧州に今以上の安全がもたらされることはないと指摘してきた。
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