https://sputniknews.jp/20220821/2wp-12579641.html

米中首脳の2時間に及ぶ電話会談の舞台裏　ペロシ氏訪台阻止の要求も＝WP

米中首脳の2時間に及ぶ電話会談の舞台裏　ペロシ氏訪台阻止の要求も＝WP

Sputnik 日本

中国の習近平国家主席が、7月28日の米中首脳電話会談で、ジョセフ・バイデン米大統領にペロシ下院議長の台湾訪問を阻止するよう求めていたことが明らかになった。米紙「ワシントン・ポスト」が政府高官の話として伝えている。 2022年8月21日, Sputnik 日本

2022-08-21T10:15+0900

2022-08-21T10:15+0900

2022-08-21T10:15+0900

中国

米国

ジョー・バイデン

習近平

台湾

国際

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/08/15/12579932_0:0:3072:1728_1920x0_80_0_0_0a26bc1011fb353810196018b6ce771e.jpg

今月2日のペロシ議長の訪台直前の7月28日、米中首脳は2時間以上にわたり電話会談を行った。「ワシントン・ポスト」によると、会談で習主席はバイデン大統領にペロシ議長の訪台を阻止するように要求。これに対しバイデン大統領は、議会は独立した国家機関であり、その構成員たる議員はそれぞれが独立して海外訪問を決定すると説明し、願いを聞き入れなかったという。バイデン氏は会談の際、ペロシ議長の台湾訪問時には挑発をしないよう習主席に求めた。米国防総省やホワイトハウスなどの政府高官は、訪台による台湾情勢の尖鋭化を懸念していたが、ペロシ議長は「台湾支持のデモンストレーション」を決行。ペロシ議長はバイデン大統領に訪台中止を求められた場合は渡航を取りやめる意向を示していたというが、中国に譲歩すれば米国の弱腰姿勢が鮮明になることを懸念し、結局バイデン大統領はペロシ議長を止めなかったのだと記事は指摘している。関連ニュース

https://sputniknews.jp/20220820/12575269.html

中国

台湾

2022

ニュース

jp_JP

中国, 米国, ジョー・バイデン, 習近平, 台湾, 国際