https://sputniknews.jp/20220824/3-12615207.html
あわや核戦争 うっかりパキスタンにミサイル発射 インド軍が将校3人を免職処分
あわや核戦争 うっかりパキスタンにミサイル発射 インド軍が将校3人を免職処分
Sputnik 日本
インド空軍は23日、核弾頭が搭載可能な超音速巡航ミサイル「ブラモス」を誤ってパキスタンに発射し、着弾させたとして、将校3人を免職処分とした。インド紙「ヒンドゥスタン・タイムズ」などが伝えている。 2022年8月24日, Sputnik 日本
2022-08-24T12:08+0900
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「ヒンドゥスタン・タイムズ」によると、このインシデントは3月9日に発生した。パキスタン空軍がインド領内を「高速で飛翔する物体」を発見し、その後、軌道が変わりパキスタン領内に着弾した。核弾頭は積んでおらず、死者やけが人は出なかったが、民間の物的被害が確認されたという。インシデントを受けパキスタンはインド側に厳重抗議していた。当初、インド側は「ブラモス」のメンテナンスの過程で技術的不備があったと説明していた。さらなる調査の結果、「標準的な実施プロセスの逸脱行為」がインシデントの原因となったとして、インド空軍は8月23日、責任を追わせる形で将校3人を即時免職の処分とした。「ブラモス」はロシアとインドが共同開発した巡航ミサイル。射程は約300~700キロで、核弾頭も搭載できるという。インドとパキスタンはいずれも核保有国であるため、今回のような誤射は一歩間違えれば核戦争につながりかねず、インド側は事態の重大性を鑑みて厳しい処分を下したとみられる。関連ニュース
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あわや核戦争 うっかりパキスタンにミサイル発射 インド軍が将校3人を免職処分
インド空軍は23日、核弾頭が搭載可能な超音速巡航ミサイル「ブラモス」を誤ってパキスタンに発射し、着弾させたとして、将校3人を免職処分とした。インド紙「ヒンドゥスタン・タイムズ」などが伝えている。
「ヒンドゥスタン・タイムズ」によると、この
インシデントは3月9日に発生した。パキスタン空軍がインド領内を「高速で飛翔する物体」を発見し、その後、軌道が変わりパキスタン領内に着弾した。核弾頭は積んでおらず、死者やけが人は出なかったが、民間の物的被害が確認されたという。インシデントを受けパキスタンはインド側に厳重抗議していた。
当初、インド側は「ブラモス」のメンテナンスの過程で技術的不備があったと説明していた。さらなる調査の結果、「標準的な実施プロセスの逸脱行為」がインシデントの原因となったとして、インド空軍は8月23日、責任を追わせる形で将校3人を即時免職の処分とした。
「ブラモス」はロシアとインドが共同開発した巡航ミサイル。射程は約300~700キロで、核弾頭も搭載できるという。インドとパキスタンはいずれも核保有国であるため、今回のような誤射は一歩間違えれば核戦争につながりかねず、インド側は事態の重大性を鑑みて厳しい処分を下したとみられる。