https://sputniknews.jp/20220827/12664717.html
NATO 北極がロシア製ミサイルにとって米国への「近道」となることを懸念
NATO 北極がロシア製ミサイルにとって米国への「近道」となることを懸念
Sputnik 日本
NATO(北大西洋条約機構)のストルテンベルグ事務総長は、カナダ・アルバータ州のカナダ空軍基地を訪問し、北極点がロシア製ミサイルにとって米国への「最短ルート」になり得ることから、NATOは集団安全保障の確保のためには極北地域が最重要であるとみなしていると述べた。 2022年8月27日, Sputnik 日本
2022-08-27T12:17+0900
2022-08-27T12:17+0900
2022-08-27T12:19+0900
nato
ロシア
北極
軍事
中国
戦争・紛争・対立・外交
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/685/13/6851334_0:0:2850:1603_1920x0_80_0_0_5e53d6d34cd3b327d879a1254206f3ef.jpg
ストルテンベルグ事務総長は「北極はロシアのミサイルや爆撃機にとって北米への最短ルートとなり得る」と指摘。そうした脅威から、極北は北米だけでなく、NATO全体を守るために最も重要な地域だという。また、ストルテンベルグ事務総長は「中国とロシアは北極圏における実務的な協力関係を強化している」とし、「我々の価値観や利益に挑む戦略的パートナーシップの深化の一部を形成するものだ」と語った。2021年末、ロシアはNATOとの約束はもはや信用できないとし、法的拘束力のある安全保障を要求してきた。特にロシア政府はNATOに対し、互いを敵と認識しないこと、国境地帯で大規模な軍事演習を行わないこと、ウクライナ、南コーカサス、中央アジア、東欧での軍事活動を放棄すること、そして1997年にNATOに加盟した国々に対しては、他の国家に追加の軍や兵器を配備しないことを提案した。しかし、NATOはロシア政府の基本的な提案を拒否した。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220825/nato-12638506.html
北極
中国
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/685/13/6851334_119:0:2850:2048_1920x0_80_0_0_740e82a5b023f066371c0efe1e4ff8dd.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
nato, ロシア, 北極, 軍事, 中国, 戦争・紛争・対立・外交
nato, ロシア, 北極, 軍事, 中国, 戦争・紛争・対立・外交
NATO 北極がロシア製ミサイルにとって米国への「近道」となることを懸念
2022年8月27日, 12:17 (更新: 2022年8月27日, 12:19) NATO(北大西洋条約機構)のストルテンベルグ事務総長は、カナダ・アルバータ州のカナダ空軍基地を訪問し、北極点がロシア製ミサイルにとって米国への「最短ルート」になり得ることから、NATOは集団安全保障の確保のためには極北地域が最重要であるとみなしていると述べた。
ストルテンベルグ事務総長は「北極はロシアのミサイルや爆撃機にとって北米への最短ルートとなり得る」と指摘。そうした脅威から、極北は北米だけでなく、NATO全体を守るために最も重要な地域だという。
また、ストルテンベルグ事務総長は「中国とロシアは北極圏における実務的な協力関係を強化している」とし、「我々の価値観や利益に挑む戦略的パートナーシップの深化の一部を形成するものだ」と語った。
2021年末、ロシアはNATOとの約束はもはや信用できないとし、法的拘束力のある安全保障を要求してきた。特にロシア政府はNATOに対し、互いを敵と認識しないこと、国境地帯で大規模な軍事演習を行わないこと、ウクライナ、南コーカサス、中央アジア、東欧での軍事活動を放棄すること、そして1997年にNATOに加盟した国々に対しては、他の国家に追加の軍や兵器を配備しないことを提案した。しかし、NATOはロシア政府の基本的な提案を拒否した。