https://sputniknews.jp/20220918/2-12974926.html

アルジェリア、約束したガス量の2割のみをイタリアに供給＝ラ・レプッブリカ紙

アルジェリア、約束したガス量の2割のみをイタリアに供給＝ラ・レプッブリカ紙

Sputnik 日本

アルジェリアは、約束の追加のガス量の20%のみを11月にイタリアに供給できる。イタリアのラ・レプッブリカ紙が報じた。 2022年9月18日, Sputnik 日本

2022-09-18T15:45+0900

2022-09-18T15:45+0900

2022-09-18T15:45+0900

ガス

エネルギー危機

イタリア

欧州

アルジェリア

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/453/99/4539983_0:94:1000:657_1920x0_80_0_0_b369839e4167c6c47fe765f1e92414de.jpg

同紙によると、イタリアは約束の10億立方メートルの代わりに約2億立方メートルのガスを受け取る。以前、アルジェリアからイタリアへの1年間のガス供給の平均量は200億から220億立方メートルの範囲であった。これより前、同紙はイタリアが2023年までに自国の天然ガスの生産量を2倍にし、年間70～80億立方メートルに増加するつもりであると伝えていた。イタリア国内での生産量の増加により、イタリアは年間必要燃料量の5%を賄うことができるとという。ウクライナ情勢をめぐる対露制裁を背景に、欧州連合（EU）諸国は深刻なエネルギー危機に陥っている。これまでにEUは、2022年8月1日から2023年3月31日までガス需要を過去5年間の平均使用量と比べて15％削減することで合意していた。一方、欧州では、海底天然ガスパイプライン「ノードストリーム」を経由するロシア産LNGの供給が大幅に減少したことで厳しい状況が続いている。先に、イタリアのダニエレ・フランコ経済財務相は、同国が2022 年にエネルギー輸入に600億ユーロ多く支出する可能性があり、これは GDPの3%に相当すると語っていた。関連ニュース

https://sputniknews.jp/20220914/12904891.html

イタリア

アルジェリア

2022

ニュース

jp_JP

ガス, エネルギー危機, イタリア, 欧州, アルジェリア