キエフで爆発

© AP Photo / Adam Schreckキーウ
キーウ - Sputnik 日本, 1920, 10.10.2022
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ウクライナの首都キエフ(キーウ)で10日、爆発があった。ウクライナのメディアによると、キーウのクリチコ市長はキエフ中心部で数回の爆発があったと伝えた。
クリチコ市長は、同市にとって最重要の複数のインフラにミサイルが落下したとの声明を表した。
ウクライナ内務省顧問のゲラシチェンコ氏はツイッターに、ミサイル1発はウクライナ保安庁があり、ウクライナ大統領府からも近いキエフのウォロディミル通りに着弾したと投稿した。報道によると、キエフの地下鉄は現在、完全に停止している。
キエフの歩道橋にミサイルが落下した瞬間の動画がネットに投稿された。
キエフ中心部の「クリチコ橋」にミサイルが飛来したと報じられたが、攻撃の標的は橋ではなかったという。ちょうどこの橋の下に、今年5月にキエフで活動を再開した欧州連合(EU) 諮問団の事務所がある。同諮問団は、ウクライナへの軍事支援に関する主要な調整役を担っている。
ウクライナのマスコミは、キエフの複数の施設への集中的なミサイル攻撃によって対空防衛システムに負荷がかかり、標的の迎撃が不可能になったと報じている。
キエフでの爆発のひとつは熱電供給施設の敷地内で起きたものと見られている。動画では勢いよく上がる煙が確認できる。
ミサイル1発はキエフのビジネスセンターに飛来した。
欧州連合(EU)加盟国の大使館はキエフからの緊急避難を開始したと報じられた。
現地時間8日6時7分ごろ、ロシア南部クラスノダール地方のタマン半島とクリミア半島をつなぐクリミア大橋の自動車専用道で貨物自動車が爆発した。並行して通っている鉄道線の7両の燃料タンク車に引火し、大規模な火災が発生。火はほぼ消し止められたが、自動車道路の一部は崩落した。
ロシアのプーチン大統領は9日、連邦捜査委員会のアレクサンドル・バストリキン委員長との会談で、クリミア大橋爆発の考案者、依頼者、実行者はウクライナの情報機関であり、これはテロ攻撃だと述べた。
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