Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

「ノルドストリーム」の調査 第二次世界大戦時の弾薬で困難

© 写真 : Helikopter Wing/Danish Defenceノルドストリームでのガス漏れ
ノルドストリームでのガス漏れ - Sputnik 日本, 1920, 14.10.2022
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デンマークのボドスコフ国防相はブリュッセルで12日に開かれた北大西洋条約機構(NATO)加盟国会議の前に記者団に対し、破壊工作の可能性が指摘されているロシアと欧州を結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム1」および「ノルドストリーム2」の損傷をめぐり、バルト海の海底にある第二次世界大戦時の弾薬が調査を困難にしていると語った。
ボドスコフ氏は「そこは第二次世界大戦時の使用済みまたは未使用の弾薬が存在すると指摘されている地域だ。海底には弾薬がたくさんあるため、そんなに簡単にはいかない」と述べた。France 24が報じた
一方、ボドスコフ氏は、調査活動は続けられていると強調した。
9月26日、「ノルドストリーム1」と「ノルドストリーム2」でガス漏れが発生した。ロシア検察総局は先に、「ノルドストリーム1」と「ノルドストリーム2」が損傷した問題で、国際テロ行為として捜査を開始した。
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