https://sputniknews.jp/20221019/13416415.html
独与党党首、対露政策の転換を表明
独与党党首、対露政策の転換を表明
Sputnik 日本
連立政権を組む社会民主党(SPD)のラース・クリングベイル党首は過去数十年間で党が採用してきた対露政策は間違っていたとし、政策の見直しを明らかにした。ベルリンで開催されたSPDの討論会で表明した。 2022年10月19日, Sputnik 日本
2022-10-19T13:15+0900
2022-10-19T13:15+0900
2022-10-19T15:24+0900
ドイツ
ロシア
ウクライナ
エネルギー危機
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/05/1e/11388163_0:320:3073:2048_1920x0_80_0_0_e5252acf51abe2b7a3d80af0820eaf83.jpg
クリングベイル党首はイベントの中で、「我々は共通項を探すあまり、しばしば差異を見落としていた、それが過ちだった」と表明した。党首によると、SPDは冷戦終結後、ロシアとの関係がますます良くなると考えていたという。そして、「それがロシアとの関係において『目に見えないシミ』を作った、そしてこれが我々の関係を過ちへと導いた」と説いた。その上で、対露政策を根本的に見直す必要性を主張し、ロシアの協力が無ければ欧州の安全と安定は構築できないという主張はもはや存在しないと指摘した。社会民主党が冷戦終結後に犯した過ちとして、党首はドイツが エネルギー政策においてロシア依存を選んだことを指摘した。その上で、今後はこうした一方的依存を繰り返してはならないと強調した。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20221016/13376485.html
ドイツ
ウクライナ
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/05/1e/11388163_124:0:2855:2048_1920x0_80_0_0_f1e475c39eeabc39c918095558051fe5.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ドイツ, ロシア, ウクライナ, エネルギー危機
独与党党首、対露政策の転換を表明
2022年10月19日, 13:15 (更新: 2022年10月19日, 15:24) 連立政権を組む社会民主党(SPD)のラース・クリングベイル党首は過去数十年間で党が採用してきた対露政策は間違っていたとし、政策の見直しを明らかにした。ベルリンで開催されたSPDの討論会で表明した。
クリングベイル党首はイベントの中で、「我々は共通項を探すあまり、しばしば差異を見落としていた、それが過ちだった」と表明した。
党首によると、SPDは冷戦終結後、ロシアとの関係がますます良くなると考えていたという。そして、「それがロシアとの関係において『目に見えないシミ』を作った、そしてこれが我々の関係を過ちへと導いた」と説いた。その上で、対露政策を根本的に見直す必要性を主張し、ロシアの協力が無ければ欧州の安全と安定は構築できないという主張はもはや存在しないと指摘した。
「今日、議論すべきはロシアに対抗する上での安全保障を構築する手段だ……ロシアは共通の安全保障と共通の価値観に別れを告げた。我々の安全保障はロシア抜きに機能しなくてはならない」
社会民主党が冷戦終結後に犯した過ちとして、党首はドイツが エネルギー政策においてロシア依存を選んだことを指摘した。その上で、今後はこうした一方的依存を繰り返してはならないと強調した。