ウクライナ危機解決にはクリミアの譲歩が現実的＝マスク氏
2022年10月21日, 12:00 (更新: 2022年10月21日, 14:19)
© AFP 2023 / Olivier Douliery
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米国の実業家イーロン・マスク氏はクリミアの問題で妥協することがウクライナにおけるロシアと欧州の対立を解決する上で最も現実的であるとの見方を示した。ただし、その実現までには実に多くの犠牲が生じる可能性が高いとした。
マスク氏はツイッターへの投稿で、「妥協は恐らく最も確実な結果となるだろう、しかし問題はそれが起こるまでに実に多くの犠牲者と被害が生じることだ」と記した。
Compromise is overwhelmingly the most likely outcome – just a question of how much death & destruction happens before then
— Elon Musk (@elonmusk) October 20, 2022
マスク氏の投稿は別のユーザーの投稿に対するコメントの形で行われた。そのユーザーはウクライナ危機が辿るシナリオとして、3つの可能性を指摘した。1つ目は終わりのない戦争、2つ目は核戦争、そして3つ目は妥協で、米国はクリミアが戻ることはないことをウクライナにわからせるというものだった。
3 most likely outcomes of Ukraine War:
— David Sacks (@DavidSacks) October 20, 2022
1. Forever War - Russian mobilization reestablishes stalemate.
2. Nuclear War - Ukrainian counter-offensive keeps winning; Russia uses nukes to defend Crimea.
3. Compromise - US tells Ukraine it can’t have Crimea back.
Take your pick.
先にマスク氏は軍港としても機能するクリミアはロシアの国家安全保障にとって極めて重要な意味を持つことから、ロシアがクリミアを失うことは、米国がハワイや真珠湾を失うことに等しいと指摘していた。
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