米陸軍の「叫ぶ鷲」がルーマニアに展開、ウクライナへの進軍用意整う=米CBS
2022年10月22日, 10:55 (更新: 2022年10月22日, 15:23)
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「叫ぶ鷲(スクリーミングイーグルス)」の異名で知られる米陸軍の第101空挺師団がウクライナと国境を接するルーマニアに展開し、軍事演習に参加した。米国政府はウクライナ領で米軍が活動することはないとしていたものの、同部隊の司令官はいつでもウクライナに進軍する用意があるとメディアへの取材に応じた中で答えた。米CBSニュースが報じた。
「叫ぶ鷲」が欧州に展開されるのは過去80年間で初めて。第101空挺師団はロシアとNATOの緊張悪化を受けて現地に派遣された。
The U.S. Army's 101st Airborne Division has been deployed to Europe amid soaring tension between Russia and the American-led NATO military alliance. The light infantry unit is trained to deploy on any battlefield in the world within hours, ready to fight. https://t.co/vlOIgbIG7C
— CBS News (@CBSNews) October 21, 2022
「叫ぶ鷲」の司令官はCBSニュースの取材に対し、「明日の夜にでも戦闘に加わる用意がある」と表明した。仮にNATOとの軍事的衝突、あるいはNATOへの攻撃が仕掛けられた場合、「叫ぶ鷲」はウクライナ領に進軍する用意があると司令官は発言した。
報道によると、第101空挺師団の規模は4700人で、ルーマニア領に展開した。
先に米国のジュリアン・スミスNATO大使はウクライナにおける紛争でNATOが直接戦闘に参加すべきではないと指摘し、この立場に変更はないとしていた。
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