ロシア海軍創立326年 日本など世界各国との比較

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1696年10月30日、ロシア皇帝ピョートル1世によって、ロシアの常備海軍が創設された。ロシアではこの日は、海軍創立記念日として知られている。この時をもって、ロシア帝国の大規模な造船の時代が始まったのだ。
ロシアが軍艦の建造を始めたのは、欧州のなかでは比較的遅い時期だったが、19世紀初頭にはロシア海軍の人員数は世界で第3位の位置を占めた。
17世紀から約3世紀にわたり、艦隊の主力は戦艦であるという考えが定着していた。海戦で2つの相対する戦艦が次々と線のように砲弾を撃ち合ったことから、ロシア語では戦艦は「リネイニーカラブリ(線艦)」と呼ばれている。
スプートニクがまとめたインフォグラフィックでは、18世紀初頭のロシアと欧州各国の海軍の戦艦のデータをまとめた。
ここで日本のデータが含まれていないのは、18世紀初頭の日本がまだ鎖国していたからだ。日本で本格的な近代的な船が登場したのは19世紀中頃。1855年、オランダから日本初の軍艦となった蒸気船「スンビン号」が江戸幕府に贈呈され、その後「観光丸」の名称を得た。
また、日本が海軍省を設立し、日本海軍を組織したのは1872年のことである。そこから日本海軍は急速に発展を遂げ、1945年の敗戦を迎えるまでに「三笠」「大和」といった戦艦の名を世界に轟かせることになるのである。
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