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穀物合意 現状と今後の展開
ロシアとウクライナの間の紛争は世界の食料安全保障は問題が先鋭化した。両国ともに農業生産物の輸出大国に数えられるが、戦闘開始後は、穀物の港からの積み出しが難しくなった。これを解決するためロシア、ウクライナ、トルコ、国連は2022年7月22日、穀物合意を締結。合意はウクライナ産穀物を黒海を通って安全に輸送する回廊の設置とロシア産生産物と肥料への禁輸制裁の解除が目的だったが、これが誠実に遂行されていないことにロシア外務省は憂慮を表し、西側諸国の合意違反を非難。この特設コーナーは穀物合意問題についての最新のニュースをご紹介しています。

ロシア、「穀物合意」参加再開 軍事利用しないことをウクライナが保証=露国防省

© Sputnik / Turkish Defense Ministry / メディアバンクへ移行貨物船「ラゾーニ」、オデッサ港にて
貨物船「ラゾーニ」、オデッサ港にて - Sputnik 日本, 1920, 02.11.2022
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ロシアは、ロシア・トルコ・ウクライナ・国連が署名したいわゆる「穀物合意」への参加を再開した。ロシア国防省によると、ウクライナは穀物輸出用の回廊を戦闘行為に利用しないことを保証した。
ロシア国防省は「特にウクライナ側は、『海上人道回廊は黒海イニシアチブ(穀物輸出合意)の条項および合同調整センターに関するその関連条項に従ってのみ使用される』ことを公式に保証した」と発表した。
ロシアは10月29日、「穀物合意」実現のために海上回廊の安全保障を担保していた露黒海艦隊や民間船に対してウクライナが攻撃を行ったことを受け、「穀物合意」への参加を停止すると発表した。「穀物合意」の停止に関する詳細は、スプートニク通信の記事をご覧ください。
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