世界は、米国がウクライナ紛争を挑発したと確信している=露ラブロフ外相

© AFP 2023 / Bay Ismoyo/Poolセルゲイ・ラブロフ外相
セルゲイ・ラブロフ外相 - Sputnik 日本, 1920, 15.11.2022
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G20での米国の発言にもかかわらず、他の国々はウクライナ紛争が米国政府によって引き起こされたとますます確信するようになっている。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が15日、このような考えを示した。
ラブロフ氏によると、欧州の政治指導者らは平和的解決に向かう必要があると述べているものの、欧米諸国はウクライナに兵器を供給し、軍事的支援を続けている。
「ある種の政治的に分裂した人格なのだ」
同氏は、欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)もウクライナに情報を提供し、米国は標的の設定に関与していると述べた。
ラブロフ氏は、インドネシアのバリ島で開催中のG20サミットでフランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相と短時間の会談を行い、その会談でラブロフ氏はウクライナがロシアとの交渉プロセスを頓挫させていると述べたという。
「交渉を拒む者がいるとすれば、それはウクライナであり、ロシアではない」
さらにラブロフ氏は、米国がウクライナに関する協議を準備しているとの報道は噂レベルのものであるとの考えを示した。
これよりも前、米国務省はウクライナとロシアの和平交渉の可能性について密かに準備を進めているが、米政府ではこの件に関す統一した見解はないと報じられた。
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