キックオフまでの残り時間を示す公式カウントダウン時計の周りに集まる人々 - Sputnik 日本, 1920, 16.11.2022
FIFAワールドカップ・カタール2022
カタールで11月20日から12月18日まで開催される2022FIFAワールドカップは、今回初めて中東で開催される他、北半球で秋から冬にかけて開催されるのもこれが初となる。

サッカーW杯カタール大会をめぐる政治的議論

© AFP 2022 / Kirill KudryavtsevFIFAワールドカップ2022カタール大会ファンゾーン
FIFAワールドカップ2022カタール大会ファンゾーン  - Sputnik 日本, 1920, 15.11.2022
ワシントン・ポストは、2010年に国際サッカー連盟(FIFA)が2022年FIFAワールド カップの開催地にカタールを選んだとき、すでに西側の激しい怒りがはっきりと感じられたと報じている。同紙によると、西側では今日、カタールでの開催が決まった唯一の理由は、FIFAがW杯を砂漠の小国カタールの首長に売ったからだと考えられているという。
カタールはアラビア半島東部の小さな国。このカタールで今月20日、サッカーW杯が開幕する。西側諸国は、スポーツの伝統を持たないこの小国がサッカーW杯のような壮大なスポーツイベントを開催できるとは信じていなかった。しかし、カタールはW杯開催に向けて努力し、2000億ドル(約28兆1100億円)という前例のない巨額の投資を行った。この資金で7つのスタジアムの他に、地下鉄、空港、新しい港が建設された。高級ホテルは言うまでもない。一方、W杯開幕まで残すところ数日であるにもかかわず、ボイコットの議論が過熱している。

性的マイノリティが抗議

チューリッヒにあるFIFA本部の前で、LGBTのグループが自分たちの権利を主張し、「オウンゴール」(敗北)は認めないとデモンストレーションした。英国では、W杯でカタールへ渡航するファンへの推奨事項に生命を脅かす危険性に関する警告を加えるよう求められた。
選手たちも加わった。デンマークとドイツの代表チームは、「人権」と書かれたTシャツを着用して練習する意向だったが、FIFAは禁止した。現在、欧州9か国の代表チームの主将が、従来のキャプテンマーク(腕章)の代わりに「OneLove」というメッセージが入ったLGBTバージョンの腕章を巻くと発表している。
特にドイツでは、サッカーファンが街に繰り出して人権侵害の疑い、反対意見の抑圧、LGBTの人々の迫害、出稼ぎ労働者に対する虐待など、カタールの専制君主制に対するクレームを列挙したプラカードを掲げて抗議している。
LGBTの旗 - Sputnik 日本, 1920, 13.11.2022
FIFAワールドカップ・カタール2022
サッカーW杯カタール大会でLGBTの人たちを待ち受けるのは、多くの不愉快なサプライズ

人権活動家はカタールが出稼ぎ労働者を摂取していると非難

カタールの野心的な建設プロジェクトは数千人の出稼ぎ労働者の命を犠牲にして実現されたと考えているドイツの人権活動家らは、「サッカーの5760分(W杯カタール大会の総プレー時間)のために1万5000人が死んだ。恥を知れ!」と叫んでいる。人権活動家たちはまた、カタールがフランスのサッカークラブ「パリ・サンジェルマン」を買収したのはスポーツへの純粋な愛によるものではなく、自国のイメージを改善することのみを目的としており、そこには抑圧的で権威主義的な体制が隠れているとの確信を示している。

カタールは西側の非難を妥協しないことへの復讐と見なしている

カタールのタミム首長は、同国の当局者は彼らに対する非難に憤慨していると表明した。タミム氏は、カタールは「捏造やダブルスタンダードを含んだ」外部からの「前例のない」攻撃の対象になったと考えている。またタミム氏は、カタールに対する西側の非難が、ドイツのショルツ首相が中東を歴訪した後に始まったことに注目した。ショルツ首相は中東歴訪で欧州への原油供給を増加するよう中東の首脳を説得することができなかった。タミム氏はまた、W杯開催権の獲得を巡り、何らかの違法行為や賄賂とカタール当局を結びつける決定的な証拠はないと強調した。
スプートニク通信は先に、カタール大会はW杯史上最も高額な大会になると報じた。
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