https://sputniknews.jp/20221126/eu-13973240.html
EU外交官ら、原油の上限価格にまつわる協議を来週まで延期
EU外交官ら、原油の上限価格にまつわる協議を来週まで延期
Sputnik 日本
EU(欧州連合)加盟国の外交官らは、意見の相違が続いていることを受け、原油価格の上限に関する協議を来週まで延期した。ブルームバーグが事情に詳しい複数の関係者を引用して報じている。 2022年11月26日, Sputnik 日本
2022-11-26T11:06+0900
2022-11-26T11:06+0900
2022-11-26T11:16+0900
国際
欧州
ロシア
石油
石油価格
対露制裁
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/508/19/5081959_0:74:3140:1840_1920x0_80_0_0_6a281d1fa67ccde2d16f3955dcacb467.jpg
各メディアは先に、欧州の外交官らが25日にこのテーマで議論を行う意向だと報じていた。しかし記事によると、「欧州の外交官らは、原油価格の上限を議論するための会合を25日にも週末にも行わない」という。これに先立ち、米紙ポリティコは、EU諸国の多くが、ロシア産原油に1バレルあたり65〜70ドル(約9000〜9800円)の価格上限を課す案を支持したと報じた。一方、同紙によると、ポーランドは65ドルでは「甘すぎる」と同意せず、ギリシャも70ドルを下回る価格は望んでいないという。さらに、ブルームバーグの指摘によると、ロシアはすでに価格を割り引いて原油を販売しており、価格上限が設定されてもロシアは通常通りビジネスを行うことができる。このことから価格上限にまつわる案が批判されている。ロシアのプーチン大統領は、西側諸国がロシアのエネルギー資源の価格に上限を設ける考えを示していることについて、ロシアは自国の利益と相反する場合、海外には何も輸出しないと繰り返し発言している。アレクサンドル・ノバク副首相も、ロシアは市場条件に基づいてのみ行動するとし、1バレル60ドルでもそれ以外の価格でも、価格上限を課す国には石油を輸出しないと述べた。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20221125/g75-13947395.html
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/508/19/5081959_204:0:2935:2048_1920x0_80_0_0_e47999b26f7fb3b5bb08e37c8c5063d7.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
国際, 欧州, ロシア, 石油, 石油価格, 対露制裁
国際, 欧州, ロシア, 石油, 石油価格, 対露制裁
EU外交官ら、原油の上限価格にまつわる協議を来週まで延期
2022年11月26日, 11:06 (更新: 2022年11月26日, 11:16) EU(欧州連合)加盟国の外交官らは、意見の相違が続いていることを受け、原油価格の上限に関する協議を来週まで延期した。ブルームバーグが事情に詳しい複数の関係者を引用して報じている。
各メディアは先に、欧州の外交官らが25日にこのテーマで議論を行う意向だと報じていた。
しかし
記事によると、「欧州の外交官らは、原油価格の上限を議論するための会合を25日にも週末にも行わない」という。
これに先立ち、米紙ポリティコは、EU諸国の多くが、ロシア産原油に1バレルあたり65〜70ドル(約9000〜9800円)の価格上限を課す案を支持したと報じた。一方、同紙によると、ポーランドは65ドルでは「甘すぎる」と同意せず、ギリシャも70ドルを下回る価格は望んでいないという。さらに、ブルームバーグの指摘によると、ロシアはすでに価格を割り引いて原油を販売しており、価格上限が設定されてもロシアは通常通りビジネスを行うことができる。このことから価格上限にまつわる案が批判されている。
ロシアのプーチン大統領は、西側諸国がロシアのエネルギー資源の価格に上限を設ける考えを示していることについて、ロシアは自国の利益と相反する場合、海外には何も輸出しないと繰り返し発言している。アレクサンドル・
ノバク副首相も、ロシアは市場条件に基づいてのみ行動するとし、1バレル60ドルでもそれ以外の価格でも、価格上限を課す国には石油を輸出しないと述べた。