コンゴ民主共和国で反乱組織が民間人を虐殺、わずか2日で120人以上が犠牲に
2022年12月2日, 09:10 (更新: 2022年12月2日, 13:57)
© AFP 2023 / Alexis Huguetコンゴ民主共和国で反乱組織が民間人を虐殺、わずか2日で120人以上が犠牲に
© AFP 2023 / Alexis Huguet
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反乱組織「M23」(「3月23日運動」、主にツチ族で構成される武装組織)はコンゴ民主共和国の東部でわずか2日の間に120人以上の民間人を虐殺した。現地で紛争当事国が停戦合意した直後の犯行となった。現地メディアActualiteが地元政府の発表を引用して報じた。
11月30日に西アフリカ・アンゴラの首都ルアンダではミニ・サミットが開催され、コンゴ民主共和国のフェリックス・チセケディ大統領と隣国ルワンダのベンサン・ビルタ外務大臣が出席し、両者はコンゴ東部での停戦を合意していた。その直後、M23の代表者等はこのサミットに参加しておらず、その合意には関係がないと表明していた。
President #Kagame: Peace for DR Congo is peace for #Rwanda. We are interested in a stable neighbour.
— The New Times (Rwanda) (@NewTimesRwanda) November 30, 2022
"But the problem needs to be addressed in the right context. There are more than 120 armed groups in DR Congo. The problem can't be just the so called M23." pic.twitter.com/Y09213G8Qs
報道によると、民間人の殺戮はコンゴ東部の北キブ州キシシで29日から30日にかけて発生したという。現在、被害状況の特定が進められており、すでに死者数は122人に達している。いずれもM23の戦闘員によって無残に殺害された模様。
DR Congo army accuses M23 rebels of killing 50 civilians https://t.co/EJ5TeTPTdv
— Al Jazeera English (@AJEnglish) December 1, 2022
アンゴラで開催されたミニサミットのコミュニケによると、M23は11月25日に反乱を起こして以来、不当に占拠している地域からの撤退が義務付けられた。一方、M23はコンゴ政府軍の拠点に対する攻勢を強めており、より多くの領土を制圧しようとしている。
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