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ダース・ベイダーが乗るシャトルのよう 仏メーカー 22時間ノンストップで飛行する機体を開発
ダース・ベイダーが乗るシャトルのよう 仏メーカー 22時間ノンストップで飛行する機体を開発
Sputnik 日本
フランスのメーカー「オーラ・エアロスペース」が、SF映画『スター・ウォーズ』でダース・ベイダーが乗っていた「ラムダ級シャトルT-4a」を思わせる新型機「レンジャー」を開発した。サイエンスメディア「ニュー・アトラス」が報じている。 2022年12月11日, Sputnik 日本
2022-12-11T06:07+0900
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同社のエンジニアとデザイナーは、偶然なことにスター・ウォーズのファンだったという。エアタクシーの「レンジャー」は5人乗りの垂直離着陸機で、空中の移動手段として新しいアプローチをとっている。レンジャーの飛行は、178センチにもなる2枚羽根のプロペラを8枚装着した独創的なシステムで制御されている。「レンジャー」は、翼を折りたたむと映画「スター・ウォーズ」シリーズの悪役、ダース・ベイダーのシャトルのような姿になるという。そして、翼を23メートルまで広げて空中で飛行する際には、2基のターボファンエンジンが前方に推進力を供給する。開発者が発表会で語ったところによると、巡航モードではプロペラが減速して完全に停止し、その時プロペラは空気抵抗を最小にするため支柱と並行になるという。プロペラを格納した状態だと、時速820キロメートル(マッハ0.66)に達する。これは、「レンジャー」が空気密度の高い高度3000〜9000メートル上空を飛行するため、一般的な旅客機よりも少し遅い速度になる。同社の広報担当者によると、「レンジャー」に環境に優しい航空燃料を満タンに充填した場合、その飛行距離は1800万メートルで、22時間のノンストップ飛行が可能だという。ちなみに、旅客機のエアバス「A380」だと乗客を乗せた場合、無給油で1480万メートル飛行する。スター・ウォーズで俳優が使用した小道具は、世界中のファンから高く評価されている。スプートニクは以前、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で使用されたダース・ベイダーの衣装が、2020年8月に実施されたオンライン・オークション「プロップ・ストア」で、最も高い値(約3940万円)がつけられ、落札されたと報じた。関連記事
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ダース・ベイダーが乗るシャトルのよう 仏メーカー 22時間ノンストップで飛行する機体を開発
フランスのメーカー「オーラ・エアロスペース」が、SF映画『スター・ウォーズ』でダース・ベイダーが乗っていた「ラムダ級シャトルT-4a」を思わせる新型機「レンジャー」を開発した。サイエンスメディア「ニュー・アトラス」が報じている。
同社のエンジニアとデザイナーは、偶然なことにスター・ウォーズのファンだったという。エアタクシーの「レンジャー」は5人乗りの垂直離着陸機で、空中の移動手段として新しいアプローチをとっている。レンジャーの飛行は、178センチにもなる2枚羽根のプロペラを8枚装着した独創的なシステムで制御されている。
「レンジャー」は、翼を折りたたむと映画「スター・ウォーズ」シリーズの悪役、
ダース・ベイダーのシャトルのような姿になるという。そして、翼を23メートルまで広げて空中で飛行する際には、2基のターボファンエンジンが前方に推進力を供給する。
開発者が発表会で語ったところによると、巡航モードではプロペラが減速して完全に停止し、その時プロペラは空気抵抗を最小にするため支柱と並行になるという。プロペラを格納した状態だと、時速820キロメートル(マッハ0.66)に達する。これは、「レンジャー」が空気密度の高い高度3000〜9000メートル上空を飛行するため、一般的な旅客機よりも少し遅い速度になる。
同社の広報担当者によると、「レンジャー」に環境に優しい航空燃料を満タンに充填した場合、その飛行距離は1800万メートルで、22時間のノンストップ飛行が可能だという。ちなみに、旅客機のエアバス「A380」だと乗客を乗せた場合、無給油で1480万メートル飛行する。
スター・ウォーズで俳優が使用した小道具は、世界中のファンから高く評価されている。スプートニクは以前、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で使用された
ダース・ベイダーの衣装が、2020年8月に実施されたオンライン・オークション「プロップ・ストア」で、最も高い値(約3940万円)がつけられ、落札されたと報じた。