Военный самолет и вертолеты на авиабазе морской пехоты Футенма, Окинава - Sputnik 日本, 1920
沖縄の米軍基地問題
第二次世界大戦末期に米軍に占領された沖縄には、1972年に日本に施政権が返還されて半世紀以上が経った今も31の米軍基地が残る。総面積は1万8609ヘクタールと沖縄の8パーセントを占めており、全国の米軍専用施設の面積の7割が集中。かつては朝鮮戦争の後方拠点として使用され、現在は中国と対峙する米軍の最前線拠点となっている。沖縄では長年、米兵による犯罪や米軍機の事故、騒音被害など様々な問題に悩まされてきた。これらを背景に、世界一危険といわれる普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題では、移設が唯一の解決策とする国とそれでは根本的な問題解決にはならないとする沖縄県が対立を深めている。

米国、沖縄に2000人からなる即応部隊を創設へ

米軍、沖縄・普天間飛行場 - Sputnik 日本, 1920, 10.01.2023
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米政府は、沖縄県に駐留する米海兵隊を2025年度までに改編し、離島有事に即応する「海兵沿岸連隊(MLR)」を創設する方針を固めた。部隊の規模は2000人前後になるとみられている。読売新聞が複数の日米両政府関係者の話を元に報じた。
MLRは有事の際、敵の勢力圏内にある最前線の島しょ部で相手の艦艇や航空機の進出を食い止め、戦うことが想定されている。長射程の対艦ミサイルや防空機能を備えることになる。
読売新聞によると、日本の南西諸島や台湾周辺は、全域が中国軍のミサイル射程圏内に入っており、いったん戦闘が始まれば中国が海空で優勢になる可能性が高いとみられている。戦力を追加で投入できるようになるまでの間、MLRがどれだけ相手の侵攻を食い止めるかがカギを握ることになると同紙は指摘する。
空母ハリー・トルーマンを中心としたアメリカ海軍の空母群。アーカイブ写真 - Sputnik 日本, 1920, 10.01.2023
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南シナ海や東シナ海で海洋進出を強める中国への抑止力を高め、周辺地域で有事の対処力を強化する狙いがある。しかし、共同通信の指摘によると、沖縄では、新たな基地負担につながるとして反発が強まる可能性がある。
11日に米ワシントンで開催される日米安全保障協議委員会(2プラス2)で議題になる見通し。
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