「イカゲーム」、リアリティー番組参加者が撮影中のけが訴え Netflix側は一部否定

© 写真 : Netflix 2021イカゲームの「だるまさんが転んだ」のシーン
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動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」の大人気韓国ドラマ「イカゲーム」を元にしたリアリティーショーの出演者が、撮影の中で重傷を負ったと主張している。一方、ネットフリックス側は事実と異なるとして反論している。英タブロイド紙「Sun」が伝えている。
「イカゲーム」はネットフリックスで配信された、ファン・ドンヒョク監督のサバイバルドラマ。作中では命がけのサバイバルゲームに巻き込まれた人々が生き残りと高額賞金をかけて奮闘する姿を描いている。リアリティ番組の制作が決定した際、ネットフリックスは「ドラマでは敗者は命を落としてしまうが、リアリティ番組では誰も傷を負うことはない」と説明していた。
「Sun」がリアリティ番組の参加者の話をもとに伝えたところによると、番組に登場するゲームの一つ「だるまさんが転んだ」の撮影は、氷点下3度のなか行われた。参加者は極寒のなか、数時間も動かずに耐えなければならなかったという。
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ある参加者は撮影が拷問のようだったと振り返る。多くの参加者が寒さに凍えていたが、言葉を発した者はゲームを追い出されるため、医療チームを呼ぶこともできなかったと訴える。立っているのに耐えられず、地面を這いつくばったり、担架で運び出された人もいたという。
一方、ネットフリックス側は多くの参加者が重傷を負ったという主張は事実と異なると反論。「だるまさんが転んだ」では3人が軽傷を負ったと認めているが、医療チームが適切に処置を施したとしている。また、定期的なトイレ休憩や水分補給、食事の提供が標準となっているとしていて、「安全にゲームが行えるよう万全を期した」と説明。寒さのなかで撮影が行われることも撮影の数週間前に全参加者に通知していたとしている。
リアリティ番組には世界中から456人が参加。撮影は英国で行われている。賞金は456万ドル(約6億円)となっている。全10話のエピソードで配信される予定。
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