https://sputniknews.jp/20230208/14867981.html
英海軍の空母 「初歩的なミス」で実戦配備は延期に
英海軍の空母 「初歩的なミス」で実戦配備は延期に
Sputnik 日本
英国の新型空母「プリンス・オブ・ウェールズ」は、右舷と左舷の軸がずれている不具合が見つかったため、同艦の実戦配備は再び無期限に延期されることになった。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。 2023年2月8日, Sputnik 日本
2023-02-08T19:01+0900
2023-02-08T19:01+0900
2023-02-08T19:01+0900
軍事
英国
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/02/08/14868232_0:22:2561:1462_1920x0_80_0_0_2220dff6f425907d1e2d0e1b8e0de8ed.jpg
英国海軍の元大佐であるトム・シャープ氏は、同紙のインタビューで、軸の位置合わせは「十分に確認された」作業であり、位置がずれているというのは「初歩的なミス」であると指摘している。シャープ氏によれば、ミスはミスだが、このような欠陥は、価値が30億ポンド(約4270億円)超えの同艦の別の部品を摩耗させ、軸が破壊する恐れさえあるという。また、プリンス・オブ・ウェールズはクイーン・エリザベス級航空母艦の2番艦だが、1番艦のクイーン・エリザベスほど厳密なテストを受けていないという。これよりも前、英紙「タイムズ」が英国防省のデータを引用したところによると、2019年に就役したプリンス・オブ・ウェールズが航海した日数は268日間のみであり、それ以外の日々はトラブルシューシューティングのためにドックで過ごしていたという。デイリー・テレグラフによると、プリンス・オブ・ウェールズに対する期待は非常に大きい。英軍司令部は、同艦が率いる空母打撃群を作る予定を立てている。この打撃群は欧州・大西洋地域で恒久的に活動するグループになるという。英国海軍によると、同艦は最大1600人の乗員を収容でき、36機の第5世代戦闘機「F-35B」と4機のヘリコプターを搭載できる。スプートニクは以前、ロシアの原子力潜水艦には、大型空母さえも破壊できる対艦ミサイルP-700「グラニート」が搭載されていると報じた。関連記事
https://sputniknews.jp/20230110/2-14512841.html
英国
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/02/08/14868232_0:0:2561:1921_1920x0_80_0_0_7bc7f97b3774e9a1fade32e4d83e1dc5.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
軍事, 英国
英海軍の空母 「初歩的なミス」で実戦配備は延期に
英国の新型空母「プリンス・オブ・ウェールズ」は、右舷と左舷の軸がずれている不具合が見つかったため、同艦の実戦配備は再び無期限に延期されることになった。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。
英国海軍の元大佐であるトム・シャープ氏は、同紙の
インタビューで、軸の位置合わせは「十分に確認された」作業であり、位置がずれているというのは「初歩的なミス」であると指摘している。シャープ氏によれば、ミスはミスだが、このような欠陥は、価値が30億ポンド(約4270億円)超えの同艦の別の部品を摩耗させ、軸が破壊する恐れさえあるという。また、プリンス・オブ・ウェールズはクイーン・エリザベス級航空母艦の2番艦だが、1番艦のクイーン・エリザベスほど厳密なテストを受けていないという。
これよりも前、英紙「タイムズ」が英国防省の
データを引用したところによると、2019年に就役したプリンス・オブ・ウェールズが航海した日数は268日間のみであり、それ以外の日々はトラブルシューシューティングのためにドックで過ごしていたという。
デイリー・テレグラフによると、プリンス・オブ・ウェールズに対する期待は非常に大きい。英軍司令部は、同艦が率いる空母打撃群を作る予定を立てている。この打撃群は欧州・大西洋地域で恒久的に活動するグループになるという。英国海軍によると、同艦は最大1600人の乗員を収容でき、36機の第5世代戦闘機「F-35B」と4機のヘリコプターを搭載できる。
スプートニクは以前、ロシアの原子力潜水艦には、大型空母さえも破壊できる
対艦ミサイルP-700「グラニート」が搭載されていると報じた。