ヌーランド米国務次官 クリミアをめぐり紛争に米国が関与していることを確認=在米ロシア大使館

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在米ロシア大使館 - Sputnik 日本, 1920, 17.02.2023
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米政権の立場は、ロシアに対する米国の好戦的な態度を露骨に表している。在米ロシア大使館のイーゴリ・ギレンコ報道官は、クリミアを標的にし、攻撃するというウクライナ軍を支持するヌーランド米国務次官の発言について、このような考えを示した。
ギレンコ氏によれば、ヌーランド氏の発言は、「米国が紛争に直接関与しているというロシアの立場を明確に裏付けるもの」だという。
「最も重要なことは、これは米政権の単なるレトリックではなく、具体的な行動であるということだ。米国はウクライナ政府に、ロシアの地域を倒すための近代的な軍事複合体を積極的に供給している。ウクライナの軍事指導者に助言を行っている。事実上、作戦を一緒に計画している。米国の専門家が公然と認めているように、米国は標的に兵器を向ける作業に参加している」
ギレンコ氏は、ウクライナ軍をクリミアに「煽動する」ことは、「モスクワやウラジオストクへの攻撃」を推し進めることに匹敵すると指摘した上で、国際社会が「ウクライナにおける対立の主な扇動者であり、激化させる者」に対して注意を払うことを望むと述べた。

クリミアへの攻撃

ヌーランド米国務次官は17日、カーネギー・モスクワ・センターで行われたオンラインイベントで、クリミアにあるロシアの軍事施設はウクライナの「正当な標的」であり、米国はそれらに対する攻撃を支持すると述べた。ヌーランド氏によれば、少なくともクリミアを非武装化しなければ、ウクライナは決して安全にはならないという。
射程距離150マイル(約241キロメートル)の対艦ミサイル「ハープーン」 - Sputnik 日本, 1920, 10.02.2023
ウクライナでの露特別軍事作戦
ウクライナ 英国供与のミサイルでクリミアを攻撃する計画を検討=英メディア
10日、英紙「タイムズ」がウクライナ国防省の情報筋の話を引用したところによると、ウクライナ当局は英国の長距離ミサイルでクリミアを攻撃するシナリオを進めているという。

対応は素早く、強力で、驚くべきものになるだろう

ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は先日、クリミアにあるロシアの施設への攻撃が許可されれば交渉開始に一役買うことになるという一連の声明に関してコメントを発表した。そのコメントでは、結果は正反対のものになり、ウクライナ政府はロシアの領土を攻撃すれば、「あらゆる兵器を使った差し迫った報復」に直面することになると述べられている。
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