https://sputniknews.jp/20230221/15036052.html
アフガニスタンにおける「イスラム国ホラサン州」の台頭、米軍撤退と同時期=露連邦保安庁
アフガニスタンにおける「イスラム国ホラサン州」の台頭、米軍撤退と同時期=露連邦保安庁
Sputnik 日本
アフガニスタンにおける「イスラム国ホラサン州(ISKP/ロシアでテロ組織に認定、活動禁止)」の活動は、米軍撤退後の同国における米国の秘密工作と一致していたという。ロシア連邦保安庁の関係者がスプートニク通信に伝えた。 2023年2月21日, Sputnik 日本
2023-02-21T10:27+0900
2023-02-21T10:27+0900
2023-02-21T14:45+0900
国際
アフガニスタン
ダーイシュ
isis
米国
ロシア
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/349/92/3499281_0:0:2000:1125_1920x0_80_0_0_b1ef6f84ea35f4780ede4f23ba691b82.jpg
シリア・イラク地域での軍事的敗北を受け、「ダーイシュ(IS、イスラム国、ロシア連邦で活動禁止)」はその勢力を他の地域、特にアフガニスタンにシフトさせているという。取材に応じた関係者は、中央アジアを含む紛争地帯の煽動に関心を持つ米国は、地政学的な目標を追求すべくテロリストを積極的に利用していると指摘した。同氏は「ISKPによるテロ活動の最盛期は、アフガニスタンから米軍が撤退した時期と重なる。地上戦に敗れた米国は秘密作戦に切り替えたが、米軍の撤退は意外にもこのテロ組織の活性化と重なった」と話した。また「ダーイシュ」のテロリストは、2015年初頭にアフガニスタンでの存在を初めて示した。当時、彼らはアフガニスタンと近隣諸国を「ISKP」に含めることがグループの目標であり、指導者の中核はアフガニスタンの国際テロ組織「アルカイダ(ロシアで活動禁止)」の関係者で構成されたと述べていたという。「『ISKP』のメンバーの補充は、アングロサクソン人らの諜報機関の管理下において2017〜2018年にかけて最も活発だった。このアングロサクソン人らは戦闘経験のあるジハード主義者の移送を通じて、シリアとイラクにおける『ダーイシュ』との協力した経験がある」と同氏は語った。同氏は、2022年の間だけでも、アフガニスタン、パキスタン、イランといった地域で約20件の大規模なテロ攻撃が発生し、500人以上が死亡したと指摘。「これらのテロ攻撃の中には、2022年9月5日、カブールのロシア大使館付近で自爆テロが発生し、ロシア連邦の外交官2人が死亡した事件がある」と振り返った。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20230131/14768032.html
アフガニスタン
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/349/92/3499281_250:0:1750:1125_1920x0_80_0_0_d89b062902aacf92e277569d61ad5013.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
国際, アフガニスタン, ダーイシュ, isis, 米国, ロシア
国際, アフガニスタン, ダーイシュ, isis, 米国, ロシア
アフガニスタンにおける「イスラム国ホラサン州」の台頭、米軍撤退と同時期=露連邦保安庁
2023年2月21日, 10:27 (更新: 2023年2月21日, 14:45) アフガニスタンにおける「イスラム国ホラサン州(ISKP/ロシアでテロ組織に認定、活動禁止)」の活動は、米軍撤退後の同国における米国の秘密工作と一致していたという。ロシア連邦保安庁の関係者がスプートニク通信に伝えた。
シリア・イラク地域での軍事的敗北を受け、「ダーイシュ(IS、イスラム国、ロシア連邦で活動禁止)」はその勢力を他の地域、特にアフガニスタンにシフトさせているという。取材に応じた関係者は、中央アジアを含む紛争地帯の煽動に関心を持つ米国は、地政学的な目標を追求すべくテロリストを積極的に利用していると指摘した。
同氏は「ISKPによるテロ活動の最盛期は、アフガニスタンから米軍が撤退した時期と重なる。地上戦に敗れた米国は秘密作戦に切り替えたが、米軍の撤退は意外にもこのテロ組織の活性化と重なった」と話した。
また「ダーイシュ」のテロリストは、2015年初頭にアフガニスタンでの存在を初めて示した。当時、彼らはアフガニスタンと近隣諸国を「ISKP」に含めることがグループの目標であり、指導者の中核はアフガニスタンの国際テロ組織「アルカイダ(ロシアで活動禁止)」の関係者で構成されたと述べていたという。
「『ISKP』のメンバーの補充は、アングロサクソン人らの諜報機関の管理下において2017〜2018年にかけて最も活発だった。このアングロサクソン人らは戦闘経験のあるジハード主義者の移送を通じて、シリアとイラクにおける『ダーイシュ』との協力した経験がある」と同氏は語った。
同氏は、2022年の間だけでも、アフガニスタン、パキスタン、イランといった地域で約20件の大規模なテロ攻撃が発生し、500人以上が死亡したと指摘。「これらのテロ攻撃の中には、2022年9月5日、カブールのロシア大使館付近で
自爆テロが発生し、ロシア連邦の外交官2人が死亡した事件がある」と振り返った。