https://sputniknews.jp/20230228/4-15102171.html

週4日労働　ストレスを下げ、生産性アップ　

週4日労働　ストレスを下げ、生産性アップ　

Sputnik 日本

英米の研究者による共同研究の結果、週休3日の4日労働制は労働生産性向上などプラス面ばかりであることがわかった。WIONテレビが伝えた。 2023年2月28日, Sputnik 日本

2023-02-28T15:54+0900

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研究チームは英国企業61社と協力し、週4日労働がどのような結果をもたらすかを調べた。実験には3000人のワーカーが参加。結果は最も大胆な予想さえも上回った。特に印象的だったのは、週4日労働の場合の健康に関する結果だ。被験者の71％に感情燃え尽きレベルの低減、39％にストレス低減が見られた。同時に病欠日数が65％減り、参加企業の離職率が57％下がった。また生産性、エネルギー、幸福度は逆に上昇した。従業員の働く日数は週1日減ったにもかかわらず、給与は以前と変わらなかった。実験を行った研究チームが最も心配していたのは、被験者は4労働日でそれより多い時間で見積もられた仕事量をこなすことになり、疲れが増し、ナーバスになるかもしれないということだ。しかし実際には、全く異なる結果となった。従業員は3日休んだ後の月曜日に出社するため、よりパワーがみなぎり、仕事に対して前向きに接していた。これにより大量の仕事をこなすことができたのだろう、とWIONは強調する。スプートニク通信ではこれより前、週6日労働のネパールで2022年、実験的に週休2日制を導入したところ、当局は1カ月後に実験は失敗に終わったと宣言、元の週6日労働制に戻ったことを伝えた。関連記事

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