ツイッター社、売上・利益4割減 マスク氏買収で広告主撤退 米報道

© FREDERIC J. BROWNマスク氏とツイッターのロゴ
マスク氏とツイッターのロゴ - Sputnik 日本, 1920, 05.03.2023
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米ツイッター社の2022年12月の売上高と利益が前年同期比で40パーセント減となった。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が関係者の話として伝えている。減収減益の主な理由は、実業家イーロン・マスク氏が同社を買収した後に、広告主の多くが撤退したことだという。
同紙は次のように伝えている。

「マスク氏がツイッターを買収した後、多くの広告主が撤退し、12月の売上高と調整後の利益は減少した。投資家向けの更新されたデータによると、マイナス幅は前年同期比の40パーセントに上る」

電気自動車大手「テスラ」や民間宇宙開発企業「SpaceX」など数々の事業を手がけるマスク氏は昨年10月、440億ドル(現在のレートで約6兆円)でツイッター社を買収した。この後、同社は上場廃止し、それ以降は決算は公開されていない。CEO就任後のマスク氏は、従業員の一斉解雇や運営方針の変更など、急進的な改革を進めており、注目を集めていた。
これまでに独自動車大手アウディ、米国の製薬大手ファイザーといった国際企業も、マスク氏のツイッター買収を受け、広告掲載を一時停止する判断を下していた。
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