フランスで年金改革に反対の抗議、過去最多の128万人参加
2023年3月8日, 10:08 (更新: 2023年3月8日, 15:06)
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フランスでは年金受給開始年齢の引き上げに反対する抗議活動が全土で行われ、警察の発表によると過去最大の128万人が参加した。BFMTVが報じた。
これまで最大規模の抗議活動は1月31日に実施されたもので、その際は127万2000人の参加と発表されていた。
今回の発表によると、首都パリでは8万2000人が抗議に参加した。警察は128万人と発表しているものの、フランス労働総同盟(CGT)によると、全土で350万人が抗議活動に参加し、首都パリだけで70万人が参加したという。
NEW 🇫🇷🚨 | Hundreds of thousands of people across France have taken to the streets AGAIN today - to protest the raise in retirement age from 62 to 64.pic.twitter.com/FSFQ5Ms231
— Trades Union Congress (@The_TUC) March 7, 2023
パリでは抗議活動の参加者と警察の間でトラブルになり、43人が拘束された。
🇫🇷🔥 The protests over pension reform in France are getting tense. Big clashes with the police are breaking out
— @Sh..ab (@ShehabBawazeer2) March 8, 2023
🚨 pic.twitter.com/QusIvyMsU5
フランス・マクロン政権のエリザベット・ボルヌ首相は1月10日、年金支給開始年齢を現行の62歳から64歳に2030年までに段階的に引き上げる改革案を発表。これを受け、19日には1回目の全国の労働組合が参加した国民ストライキが行われ、パリ、マルセイユ、リヨン、トゥールーゼなど全国各地でデモが行われた。仏内務省発表ではデモには100万人以上が参加し、38人の拘束者も出た。デモは31日にも行われ、CGTの発表によると、全土では280万人が参加、首都パリでは8万7000人が参加。
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