西側諸国はロシアに「つっかかる」口実を探していた=ラブロフ露外相

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ラブロフ外相 - Sputnik 日本, 1920, 10.03.2023
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ロシアは国際社会で大きすぎる影響力を持つようになったため、西側諸国はロシアに「つっかかる」口実を探していた。ロシアのラブロフ外相は、10日に放送された露テレビのインタビューのなかでこのような見解を示した。
ラブロフ外相は次のように述べている。

「西側ではロシアにつっかかる口実を探していた。好機をうかがっていたのだ。なぜなら、ロシアは自立的すぎるプレーヤーとして認識されるようになったからだ。中国やインドほどの強い経済力ではないかもしれないが、国際社会の舞台のなかで経済をけん引し、重要な心理・政治的位置を占めている」

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また、西側はロシアを逼迫した脅威と宣言しているのと同時に、中国を長期的な観点から見た次の脅威とみなしていると指摘。現在は西側の優先事項はロシアとの対立だが、「中国への制裁圧力は高まる一方で、西側はすでに(編注:制裁戦争を)宣言している」との見解を示した。
また、インドで開かれたG20外相会合の場でのアントニー・ブリンケン国務長官との短時間の接触について、「建設的だった。感情を排したもので、握手もした。普通の会話だった」と振り返った。一方、会話の内容については、新戦略兵器削減条約(新START)とウクライナのテーマのみだったとしており、報道で出ている以上のことはないとした。
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