ロシア 地方で炭疽菌の感染2例 状況はコントロール済

© 写真 : Public domain/CDC炭疽菌(アーカイブ写真)
炭疽菌(アーカイブ写真) - Sputnik 日本, 1920, 18.03.2023
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3月15日、ロシア沿ヴォルガ連邦管区のチュヴァシ共和国で炭疽菌による感染例が2件検出された。感染した2人は病院に搬送されたが、生命の危険はない。現在のところ、状況はコントロールされている。
感染が見つかった村では感染拡大の予防のため検疫が行われている。
ロシア連邦消費者権利保護・福祉監督庁は、おそらく炭疽菌発生の原因となったのは不法に購入された動物で、不法に屠殺された畜産局に未登録の雄牛から発生したと考えられると指摘した。雄牛には由来不明の穀物飼料が与えられており、炭疽菌のワクチン接種も行われていなかった。3月3日、雄牛の健康状態が悪化したため、水中で屠殺が実施された。
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炭疽菌の感染は、死んだ雄牛の処理する際に手の傷口から入った恐れがある。肉と皮が販売された相手の身元はわかっていない。現在、ロシア消費者権利監督庁と検察庁が雄牛が飼育されていた個人経営の農場を視察中。
炭疽菌は、動物および人間の急性感染症で、敗血症(血流に被害を及ぼす細菌感染)を特徴とし、皮膚、腸、肺、扁桃腺を侵す。ロシアでは、2022年6月にスタブロポリ地方で炭疽菌の感染事例が報告されて以来、検出されていなかった。
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