https://sputniknews.jp/20230321/2-15364390.html
インドネシアの新首都はニューヨークの2倍の広さ
インドネシアの新首都はニューヨークの2倍の広さ
Sputnik 日本
インドネシアの東カリマンタン州に整備される新首都「ヌサンタラ」。この新首都の建設が現在、本格化している。UASトゥディが報じている。 2023年3月21日, Sputnik 日本
2023-03-21T10:12+0900
2023-03-21T10:12+0900
2023-03-21T10:12+0900
インドネシア
社会
経済
環境
アジア
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/450/04/4500406_89:220:1782:1173_1920x0_80_0_0_5fc944aef0485aca03436c1ca50a1a7c.jpg
ヌサンタラは同州のジャングルの中心部に位置し、面積はニューヨークの2倍。インドネシア当局は、ヌサンタラを庭園都市にすることを約束している。また、新首都が最高レベルの環境基準を満たすべく、エネルギー効率の高い建物のみを建設する他、現地のすべてのエネルギー源は再生可能なものにする予定。ヌサンタラのトップは、この都市が美しく、健康的なライフスタイルに適したものであるだけでなく、あらゆる経済活動の分野でダイナミックな発展を遂げるモデルになると指摘している。首都をジャカルタからヌサンタラに移転するのには、いくつかの理由がある。まず、ジャカルタでは過密状態が進んでおり、インフラに関わる問題や環境問題が存在する。さらに、土地の変形が広範囲で起きていることにより、ジャカルタは1年に25センチメートルのペースで水没している。研究者らによると、今後20〜30年の間に、ジャカルタの半分が水没する恐れがあるという。ヌサンタラの建設は2022年半ばに始まった。建設現場には7000人の労働者が作業を進めている。現地ではインフラはまだ14%しか完成していないものの、すでに主要道路やヘリポートが存在する。また、作業員のための寮も設置されている。2024年の夏の終わりまでには、大統領府が完成する予定だ。スプートニクは以前、米国がインドネシアの熱帯雨林の伐採を防ぐためにあらゆる手を尽くしているが、ジャカルタは米国に対し、同国の経済成長を阻害することをやめるよう求めたというニュースについて報じた。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20200109/6998223.html
インドネシア
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/450/04/4500406_426:263:1666:1193_1920x0_80_0_0_b34737325d93b955c5efd404cb75fba7.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
インドネシア, 社会, 経済, 環境, アジア
インドネシアの新首都はニューヨークの2倍の広さ
インドネシアの東カリマンタン州に整備される新首都「ヌサンタラ」。この新首都の建設が現在、本格化している。UASトゥディが報じている。
ヌサンタラは同州のジャングルの中心部に位置し、面積はニューヨークの2倍。インドネシア当局は、ヌサンタラを庭園都市にすることを約束している。また、新首都が最高レベルの
環境基準を満たすべく、エネルギー効率の高い建物のみを建設する他、現地のすべてのエネルギー源は再生可能なものにする予定。ヌサンタラのトップは、この都市が美しく、健康的なライフスタイルに適したものであるだけでなく、あらゆる経済活動の分野でダイナミックな発展を遂げるモデルになると指摘している。
首都をジャカルタからヌサンタラに移転するのには、いくつかの理由がある。まず、ジャカルタでは過密状態が進んでおり、インフラに関わる問題や環境問題が存在する。さらに、土地の変形が広範囲で起きていることにより、ジャカルタは1年に25センチメートルのペースで水没している。研究者らによると、今後20〜30年の間に、ジャカルタの半分が水没する恐れがあるという。
ヌサンタラの建設は2022年半ばに始まった。建設現場には7000人の労働者が作業を進めている。現地ではインフラはまだ14%しか完成していないものの、すでに主要道路やヘリポートが存在する。また、作業員のための寮も設置されている。2024年の夏の終わりまでには、大統領府が完成する予定だ。
スプートニクは以前、米国がインドネシアの
熱帯雨林の伐採を防ぐためにあらゆる手を尽くしているが、ジャカルタは米国に対し、同国の経済成長を阻害することをやめるよう求めたというニュースについて報じた。