仏下院、ウクライナの大飢饉をジェノサイド認定

© Sputnik / Alexey Vitvitsky / メディアバンクへ移行仏下院、ウクライナの大飢饉をジェノサイド認定
仏下院、ウクライナの大飢饉をジェノサイド認定 - Sputnik 日本, 1920, 29.03.2023
サイン
フランス国民議会(下院)は1932年から33年にかけてウクライナ・ソビエト社会主義共和国で起こった「ホロドモール」(大飢饉)を賛成多数でジェノサイド認定した。投票結果により明らかとなった。
ウクライナの「ホロドモール」をジェノサイド認定するかどうかの採択は28日夕方に行われた。採択には170人の議員が参加し、168人が賛成、2人が反対した。これにより、「ホロドモール」はジェノサイド認定された。
ウクライナを訪問中の岸田文雄首相 - Sputnik 日本, 1920, 28.03.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
日本の野党、劣化ウラン弾を黙認する岸田首相を非難 岸田氏「人体への影響に関する確定的な結論は出ていない」
ウクライナでは1932年から33年の飢饉を「ウクライナ民族のジェノサイド」と認定する法律が存在する。
なお、この飢饉はウクライナのみならず、ソ連国内で多くの農業地域を襲った。この飢饉では北カフカス、ヴォルガ川中流から下流にかけた地域、中央黒土地帯、カザフスタン、西シベリア、南ウラルが被害を受けおり、統計によるとソ連全土で700万から800万の市民が死亡した。そのうちウクライナの犠牲者は300万人から350万人、カザフスタン、キルギスは200万人、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国は200万人から250万人となっている。
関連ニュース
米英教官がウクライナ兵に劣化ウラン弾取り扱い教練を開始=マスコミ
ロシアを追い詰めようとする欧米の思惑、全世界が見ている=ベネズエラ大統領
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала