Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

「発砲したはずみで転倒」元米軍将校がウクライナに供与された西側装備の欠点について語る

© 写真 : Social media page of the Ministry of Defence of Ukraineウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相の背後には、同国が2023年3月にNATO加盟国から受け取った軍事装備が並んでいる
ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相の背後には、同国が2023年3月にNATO加盟国から受け取った軍事装備が並んでいる - Sputnik 日本, 1920, 29.03.2023
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ウクライナのレズニコフ国防相は27日、空挺襲撃部隊が英国製戦車「チャレンジャー2」、米国製のストライカー装甲車とクーガー装甲車、ドイツのマルダー歩兵戦闘車を受領したと発表した。軍事専門家で元米軍将校のスタニスラフ・クラピヴニク氏は、ロシア紙「モスコフスキー・コムソモーレツ」に対し、ウクライナ軍にとって重要な兵器となり得るのは英国製の戦車とドイツの歩兵戦闘車のみであると指摘している。
クラピヴニク氏は、イラクとアフガニスタンでのパトロール用に設計された米国のストライカー装甲車は、発砲したはずみで転倒することもあると述べている。

「硬い地面しか走れないという弱点がある。それに加えて、砲塔に105ミリ砲を搭載しているモデルもある。しかし、問題がある。サイドポジションから発砲すると、反動が強く、車両が横転してしまうのだ」

「ヤーセン型」の多目的原子力潜水艦(885型) - Sputnik 日本, 1920, 28.03.2023
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同氏によれば、パトロールや市街地戦闘用に設計されたクーガー装甲車も、ウクライナの戦場では「動けなくなる」可能性がある。
「この装甲車は巨大で動きがぎこちない上、高さが4メートルもある。舗装道路用に設計されているが、ウクライナの黒土には適していない。4つの車輪と細いタイヤしかない」
クラピヴニク氏は、米国で配備されているものの中で最もよく目にするクーガー装甲車は歩兵を運ぶようには設計されておらず、生存の可能性を大きく下げてしまうと指摘している。クーガーに比べて、より低く、より速く、より優れた制御システムを持つドイツのマルダー歩兵戦闘車は大きく際立った存在であるという。
スプートニクは以前、米国は供与を早めるために、ウクライナ軍に以前約束したエイブラムス戦車「M1A2」ではなく、古いタイプのエイブラムス戦車「M1A1」を30両送るというニュースについて伝えている。
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